8月16日放送の「カンブリア宮殿」に、株式会社時之栖会長の庄司清和さんが出演されます。
「カンブリア宮殿」で大人のための癒やしリゾートとして取り上げられる「御殿場高原 時之栖」は、創業者の庄司さんが「アトラクションで溢れかえった都会のテーマパークとは対極の空間」を目指して作られた大人のためのテーマパークです。
大人のためのテーマパークについては、大人のためのテーマパーク時之栖にカンブリア宮殿が迫る!で書きましたので、よろしければご覧ください。
その唯一無二のテーマパークを作られた庄司さんとは一体どんな方なのか、調べてみました。
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庄司清和さんとはどんな人?
#極楽 気分が味わえるとリピーター続出!今週は、#御殿場高原 の #時之栖 が登場。#富士山 の絶景を望む #温泉 をはじめ、#地ビール飲み放題、#海の幸食べ放題、#座禅 や #写経 もできる宿泊施設など「大人の癒しの空間」がコンセプト。仕掛けるのは79歳の会長。成功の流儀に迫ります。 pic.twitter.com/gTHyj9SJa1
— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) 2018年8月12日
プロフィール・略歴
庄司さんのプロフィールを調べていたところ、リクルートワークス研究所のコラム「人生100年時代の働き方~シニアを活かす人事とは~」で庄司さんのインタビュー記事が掲載されていました。
プロフィールと略歴はその記事より引用させていただきました。
プロフィール
株式会社時之栖 代表取締役会長
庄司 清和氏略歴:
1965年 静岡市沼津市で食肉加工卸業を創業
1969年 米久株式会社を設立し一部上場企業に育て上げる
1994年 株式会社時之栖を設立、地ビールの醸造を開始
1999年 60歳の時に米久の持株を売却、時之栖の経営に専念
2012年 同社代表取締役会長就任
自分が所有していた米久の持ち株を売却し退職されたのは、ご自身が支援していた取引先が経営破綻した責任を取られたからのようですが、その結果、絶対逃げない人だと、周りの信用を得ることができたという庄司さん。
今後の見込みがないことがわかればすぐにその事業を売却するような大手企業が多い中、そういう方もいらっしゃるのだとちょっと感動してしまいました。
庄司清和さんの目指す社会
前述のリクルートワークス研究所のコラムで、「元気なうちは、もう少しあくせくせず日々を楽しんだほうがいい。」と語られていた庄司さん。
その記事の中から、庄司さんが目指す生き方、そして目指す社会を見ることができました。
現在庄司さんが取り組まれている働き方改革や「カンブリア宮殿」で取り上げられる大人のための癒やしリゾート「御殿場高原 時之栖」についてまとめてみました。
いつまでも活躍できる職場
まず驚いたのは、「時之栖」の運営・サービスを支えているのが多くのシニア人材ということです。
70歳代が85人も在籍していて、最高齢の方は83歳だといいます。
「時之栖」の雇用について大きくまとめると、下記の通りです。
- 定年は65歳
- 継続を希望すれば年齢の上限なしで働ける
- 60歳以降の給料は現状維持を確保
- 採用条件は笑顔と人柄が良いこと
- 業績を上げた人は年齢に関係なく支配人などに昇格
高齢化社会が深刻となっている今、技術や能力を持った人材の確保が難しくなってきて、そういった人材は企業で取り合いとなっています。
また、働く側からすれば、いつからいくら貰えるか不安な年金に頼ることもできず、定年後どうやって生きていけば良いか本気で考えなければいけない状況にあります。
行楽のために訪れる人にとっても、働いている人にとっても「時之栖」はこれからの生き方を考える場所になっていくのではないでしょうか。
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伊豆修善寺「湯治場ほたる」の週3日営業体制への取り組み
マネージャーの女性が60歳を過ぎたことを機に、伊豆修善寺の「湯治場ほたる」では週3日営業体制に切り替えたとのことです。
週休3日制、いや週休2日制もまだまだ導入されていない企業も多い中、週3日営業体制とは2歩も3歩も前を行く働き方改革です。
現在「湯治場ほたる」のホームページを見ると、定休日は水曜日と木曜日の2日。
営業日の5日間の内3日を出勤する、という体制なのかもしれません。
大人のためのテーマパーク
今回「カンブリア宮殿」で取り上げられる大人のためのテーマパーク「御殿場高原 時之栖」は、庄司さんの思いが詰まった、私たちに人間らしい生き方をしてほしいと贈られたプレゼントのような気がしてなりません。
海の幸食べ放題や地ビール飲み放題、18歳未満が入れない温泉や噴水ショー、イルミネーション、そして座禅や写経のできる禅堂があるなど、大人が日常を忘れて過ごすことのできる、楽園というものがあるのなら、ここではないかと錯覚するような施設になっているようです。
「時之栖」のインスタグラムから、その一部をご紹介したいと思います。
※銀河祭りは8月31日まで、カレー&トロピカルスイーツBUFFETは8月26日までの開催とのことです。
最後に
今回は「カンブリア宮殿」が取り上げる、「御殿場高原 時之栖」の創業者の庄司清和さんについて調べてみました。
庄司さんの最後まで諦めない、見捨てないという人柄や、人はもっと人間らしく生きなければいけないという思いから作られた「御殿場高原 時之栖」を知り、私は今すぐにでも「御殿場高原 時之栖」へ行ってみたいと思いました。
そして、そこで働く人たちがどんな様子で働いているのか、実際この目で見てみたい、と思うのです。
もしかしたらそこは単なる行楽地ではなくて、私たちがずっと探し求めている自分らしい生き方を形にした場所なのかもしれません。
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