上野耕平(サクソフォン奏者)の経歴と音楽へ吹き込む新しい風とは?

2018年9月16日の情熱大陸に、サクソフォン奏者の上野耕平さんが出演されます。

サックスといえば、木管楽器の花形、というイメージがあります。

学校で吹奏楽部に入ると最初に自分の楽器を決めますが、サックスは人気が高くて吹くことができるかわからない、という話も聞きます。

自分が本当にやりたい楽器を演奏することができないことで、吹奏楽部や音楽自体をやめてしまう人も多いと思います。

上野さんは番組予告の中でも、「音楽って一生離れられなくなるもの」と言っています。

音楽が好きで能力もある子供たちが音楽をやめてしまっていることに、上野さんは危機感を抱いているようです。

今回は上野さんがどういう方か、また上野さんが変えようとしている音楽の世界について調べてみました。

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上野耕平さんはどんな人?

8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始めたという上野さん。

誰も真似出来ない音色で「クラシック」を奏でるサックス奏者、として注目を集めているそうです。

私もYoutubeの動画で聴かせていただきましたが・・・うまい!すごい!音キレイ!と思いましたが、誰も真似できない音色が何か、はわかりませんでした。

ただ私でも感じたのは、とても軽やかでリズミカルで、あれ?サックスってこんな音だったっけ?ということです。

どの楽器の音か、すべてを聴き分ける力も私にはありませんし、音楽の技術的なことなどは全くわかりません。

でも上野さんのサックスを聴いたら、なんだか楽しくて明るい気持ちになりました。

その上野さんはどういう方なのでしょうか?

プロフィール


  • 名前   上野 耕平(うえの こうへい)
  • 生年月日 1992年
  • 出身   茨城県東海村
  • 学歴   東京藝術大学器楽科卒業
  • 受賞歴  2009年 第12回ジュニアサクソフォンコンクール 第1位
         第7回・10回 日本ジュニア管打楽器コンクール 金賞
         第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門 第1位(史上最年少)、 特別大賞
         2014年11月 第6回アドルフ・サックス国際コンクール(ベルギー・ディナン) 第2位
  • 職業   サクソフォン奏者
         2016年4月~ 昭和音楽大学 非常勤講師
  • 所属   日本コロムビア

受賞歴を見ても、上野さんは只者ではありませんでした。

更に驚くことに、中学時代は大荒れで、よく学校ともめ事を起こしていたというのです。

通知表もオール1だったそうです。それは成績ではなくて、学校ともめていたからだと思いますが・・・

それでもサックスの練習だけは欠かさなかった、というのですから、プロのサックス奏者になるという夢への思いは相当のものだったのだと思います。

22歳でプロデビュー、2014年10月に「アドルフに告ぐ」でCDデビューなど、多くのメディアにも出演されています。

また、「The Rev Saxophone Quartet」ではソプラノサクソフォン奏者、「ぱんだウインドオーケストラ」ではコンサートマスターと活躍され、これからの音楽会を牽引する1人、と言っても過言ではないと思います。

サックス一筋で生きてきたのかと思ったら、子供の時は運転手やF1ドライバー、プロ野球選手などを目指した時もあったそう。

ちゃんと子供らしい一面もあって、なんとなくホッとしました。

昔から速い車が好き、と答えているインタビューもあり、趣味はプラモデルと鉄道で、将来鉄道車両を庭に置ける家を作ることが夢だそうです。

夢もスケールが違いますね!!

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上野耕平さんの「音楽へ吹き込む新しい風」とは?

その、他の誰も真似出来ない音色で、今までのクラシックに新しい風を吹き込んできた上野さんですが、情熱大陸で取り上げる「音楽に新しい風を吹き込む」というのは、また意味が違うのではないかと思っています。

では、上野さんがされようとしていることは、どういうことなのでしょうか?

上野さんが中高生に伝えたい音楽の道

上野さんは個人的な活動で、中高生を熱心に指導しているそうです。

そこには「金賞を目指すだけのコンクール至上主義を変えたい」という強い気持ちがありました。

学校卒業後、わかりやすい目標がないせいで能力はあるのに楽器をやめてしまう若者が多い現状に、音楽の未来はない、と上野さんは危惧しているのです。

それを知った私は、突然全てがわかった気がしました。

娘は小学校4年生の途中で金管バンドに入りトランペットを吹いていました。その当時、夢はトランペット奏者、と言っていました。

中学へ進学すると吹奏楽部へ入部、希望の楽器はもちろんトランペットでした。

その決め方には納得出来ない所が多々ありますが、娘はトランペットではなく、木管楽器のクラリネットに決まりました。

中学では自分が演奏したい楽器が必ずしもできるわけではないことは知っていました。

人気のない楽器があれば、その楽器を演奏してくれる人を充てなければいけなくなり、それは当然希望者数が多い楽器から移動させるようになります。

また、楽器にも向き不向きがあるので、それはきちんと説明の上、本人が納得すれば違う楽器でも頑張ることが出来るでしょう。

ですが、まだ中学生は子どもです。

演奏したい楽器があって入った吹奏楽部なのに、大人の都合で楽器を変えられ、「みんなが希望の楽器になるわけじゃないから(我慢しなさい)」というこれまでの在り方は、どう考えてもおかしいのです。

そして今度はコンクールで金賞を取るための練習を重ねます。

楽しく、ではなく、良い音色やバランスなどを求められ、個性的な音は恐らく求められていないでしょう。

まるで受験勉強のようです。

そこで思い出すのは、最近多い大学卒業後大企業へ就職した新卒の子たちがすぐに退職してしまう現状です。

いい大学に入り、いい会社へ就職することだけを願ってきた親に育てられた子どもは、就職した後どうすればいいかわからなくなってしまうのです。

私も少し前までは同じことを娘にさせようとしていたので、子どもの幸せを思う親の気持ちは痛いほどわかります。

でもそれは子どもの自主性や自由、生きていく力をなくしてしまうことだと、最近ようやく気が付きました。

そして同じようなことが音楽の世界でも起こっている、ということもわかりました。

上野さんは本来の音楽の姿、音楽を続ける様々な道を、中高生に指導することで示したいと思っているのだろう、と思いました。

最後に

今回は上野耕平さんの経歴と、上野さんの「音楽に新しい風を吹き込む」ための活動についてまとめてみました。

何かを極めていくのは苦しいことの連続で、ちょっとの手抜きも油断も出来ないことだと思います。

でもその中にも楽しさは絶対にあって、そして誰にも強制されるものではないと思っています。

今回上野さんのことを調べたことで、今までの日本人の在り方というものが変わっていく時に来ていると、強く感じました。

私はまたいつか、娘がトランペットを吹ける日が来るといいな、と願っています。

上野さんがコンサートマスターを務める「ぱんだウインドオーケストラ」について、

上野耕平がコンサートマスターのぱんだウインドオーケストラとは?

で、「The Rev Saxophone Quartet」については、

上野耕平所属のThe Rev Saxophone Quartetのメンバーと活動は?

で書きました。

よろしければ、併せてご覧いただければと思います。

また、上野さんの公式サイトを下記にまとめました。

興味のある方はぜひ覗いてみてください。

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