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前回不登校で高校転校を決意 通信制高校の面接では、通信制高校の面接から入学許可が出たところまで書きました。
転学が決まって嬉しかったのか、次の日には普段より早く起きて家のことをしてくれたり、散歩や勉強もしていました。翌日にはまた頭痛で起きられなくなっていましたが・・・
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3月から通信制高校へ転学した娘。
本来であれば2月中に今までお世話になった学校へ借りているものの返却と置いてあるものを取りにいかなければいけないところでしたが、体調不良のため3月に入ってから学校へ行くことになってしまいました。
最後なので先生にきちんと挨拶をしたかったのと、トランペットと音楽の課題で借りていたギターの返却があったため、私の仕事が終わってから連れて行くことにしました。
娘も昼間学校へ行って人に会うのは嫌だったようです。
当日は定時で帰るつもりでしたが、仕事に変更が出たり予定外のお客様の対応などが重なって、仕事が終わらず青ざめました・・・
せめて最後くらいは先生に迷惑をかけず終わりにしたかったのですが、何事も予定通り、思い通りになることありませんね。
結局学校へ着いたのは19時半くらいになってしまいました。
1階の進路指導室にいる担任の先生を訪ね、吹奏楽部の先生にポスターを、音楽の先生にはギターを渡してもらうよう先生にお願いし、3階の音楽室へトランペットを返しに行きました。
音楽室に置いたままだという娘のクラリネットも、その時探して持ち帰りました。
自分のクラリネット(クランポン)より学校にあるクラリネット(YAMAHA)の方が吹きやすかったため、マウスピースだけ自分のものと付け替えて使っていた娘は、学校のクラリネットとマウスピースを入れ替えていました。
教室は音楽室のすぐ隣なので、そのまま教室へ向かいました。
前回来た時に机の中の物は持ち帰っていたのですが、念のため中身がないことを確認し、あとは廊下にあるロッカーから荷物を出しました。
荷物を全て持って進路指導室へ戻った後、担任の先生に促されて、娘は吹奏楽部の先生と音楽の先生に手紙を書きました。
せめて部活の先生には手紙くらい用意しておけば良いのに、とは思いましたが、ポスターを完成させることが精一杯だったのでしょう。
完成したポスターを見たら、最初に描いてあった下書きと全然変わっていて、娘のこだわりを感じました。
先生に最後の挨拶をし、進路指導室を後にしました。車に乗り込む前に校舎にも「おせわになりました。」と一礼。この学校での高校生活は終わりました。
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帰り道の時からだと思いますが、娘はすっきりした顔をして明るく話していました。
(やっぱり学校嫌だったのかな・・・)
部活だけは心残りがあるみたいでしたが、重荷がなくなったような晴れやかな顔をしているので、こちらは思わず苦笑い。
通信制の高校は自分のペースで勉強もできるし、合わない人と無理に付き合っていく必要はなくなるけれど、強い意志を持っていなければ続かないのに大丈夫だろうか・・・
娘のこれからを全力で応援しようと思うものの、私の中には全日制の高校を通いきることができなかったことへの不安や焦り、諦めのような気持ちもありました。
でも、本当は昔から思っていたのです。みんな違う人間なのに、なぜ同じ道を歩いていく必要があるのかと。
娘が幸せであればそれでいいと思っているに、いつの間にか私は娘を必死で型にはめようとしてきました。
今まで娘に何度も「普通って何?ママの思う普通ってなんなの?」と聞かれて、まともに答えることができませんでした。
ほんと、普通ってなんでしょう?
人と同じことをすることでしょうか?
とりあえずそれなりの大学に入って、少しでもいい会社に入ることでしょうか?
少しでも豊かで幸せな人生を歩んで欲しいと願う親の思いが、その理想を子供に押し付けてしまっていました。
安定した生活を手に入れるためにいい大学いい会社への就職を望んでも、それが子供にとって本当に幸せなのか。
今の晴れ晴れとした娘の顔を見ていると、そんなことはどうでもいいと思えてきます。
昔に比べたら、娘にはずっと多くの選択肢があり、その選択肢を知る方法があります。
命がなくならない限り、いくらでもやり直しができるのが人生です。
ちょっとくらい苦労しても、明るく笑って前向きに生きられるなら、それが娘の本当の幸せなのでしょう。
とにかく今は早く元気になって、次のステップへ元気に走り出せるように、見守っていこうと思っています。
読ませていただきました。
家の中2娘も挫折して不登校になりました。
もう半年になります。
何故学校へ行きたくないのか?
話してくれないので分かりません。
以前はイライラしたりしましたが、今は見守っている状態です。
お読みいただき、ありがとうございます。
娘さんのことでは、ご心労も多いと思います。
私も娘のことではずいぶん思い悩みました。
今私が後悔しているのは、そのままの自分でいいんだよ、と
いつでも自分は味方だからと、寄り添ってあげていなかったことです。
通信制高校へ転学させたことは、娘にも私達家族にとっても
プラスの方向へ向かいました。
朝起きられないことは、相変わらずですが・・・
通信制への転校は選択肢の1つで、
他にもまだ選択肢はあると思います。
もし娘さんが少しでも自分のことを話してくれる状態になったら、
他の選択肢があることをお話されてもいいかもしれません。
当時の私は、学校に行かせることしか考えていなかったので、
かなり娘に辛く当たってきました。
見守っているというお父さんの優しさは、
きっと娘さんにも届いていると思います。
高校への進学等も心配になる時期だと思いますが、
きっと娘さんもいろいろ考えていると思います。
ちょっとずつでいいので、お父さんやご家族が
娘さんを大切に思っていることを伝えていくことで、
娘さんも少しずつ話してくれるかもしれません。
私の娘がそうだったので・・・
長文になってしまいましたが、
娘さんとご家族の皆さんが、明るく笑いあえる日が
1日も早く訪れることをお祈りしています。