本物の夢に出会って実現する日まで~デザイナーという仕事~

夢を叶える

本物の夢に出会って実現する日まで~高校1年生になって~ で、ゲームクリエイターになりたいという夢が出てきた娘と、その当時の私の思いを書きました。

娘の夢も私の思いも娘の体調が悪化したことによって、それよりもまず娘の体を治すことを優先することになりました。

新しい病院へ通うようになり、それでも良くならない娘を毎日見ているとこちらまで辛く落ち込むばかりでしたが、将来に夢や希望を持つことが娘を元気にすることにつながるのではないかと、心の面から元気になることも考えようと思い直しました。

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プログラミングができた方が、将来的に娘のためになると思っていた私ですが、自分自身システム開発の会社で働きながらその仕事の大変さというのを目の当たりにしてきました。

システム開発というのは、少なからずバグというものが発生して、それを修正するために時には寝ずに対応しなくてはいけません。

もしおっちょこちょいで間違いだらけの私がそんな仕事をしたら(関わってはいますが)、気が狂ってしまいます。

その仕事を頑張れと言って娘の背中を押すのか?

本気でやりたい仕事ならそれでもいいですが(やりたいのはゲームクリエイターであってプログラミングだけではないですが)、こんな体調の娘が過酷な仕事に就くことができるのか・・・難しいと思いました。

私は自分の思いを伝えることにしました。

システムの仕事というのはありとあらゆる方向から考えて、1つ1つ作り上げたものを結合していく仕事で、もし間違ったらどこが原因なのかを寝ないで探さなきゃいけない。私自身には向かないと思ってるけど、あなたはそういう仕事をできる?と聞いてみました。

娘は、そんなの無理だ、と即答でした。

寝ないで仕事をすることではなく、そんなに細かくいろいろ考えることがそもそも無理だ、と。

あんまり深く考えない人の方が向いているという意見もありますが、そういう人が作ったものを修正する時のことを考えると、私は恐ろしいです。

そのままで話を終わりにしてしまっては、また娘はやる気のない日々の中でただただいつ良くなるかわからない体と向き合っていかなくてはいけなくなることがわかっていたので、最後にこう話しました。

「今までトランペットにしても他のことにしてもみんな途中でやめてしまったけれど、昔から続けてるのって絵を描くことだよね。」

プログラマーになりたいわけじゃない娘は、ゲームを作る仕事の中の何をやりたいのか、考えるようになりました。

そして、ゲームのストーリーを考えることもやりたいけど、でもその中でも1番やりたいのはキャラクターデザインなんだ、と言ってきました。

そうなってくると、やっぱり美術系の大学や専門学校で勉強する必要があるだろう、ととりあえず大学を調べてみましたが、 普通の大学に比べると学費は高めで、受験するにも通常の勉強に加えデッサンなども勉強しなければいけません。

仮に入学できたとしても、美大などは大きな荷物を持って学校へ通い、またそれを家に持ち帰って課題をこなすということも調べていくうちにわかり、果たして娘に続けられるだろうか、と不安になりました。

どちらにしても今の体調を治さなければ何を望んでも無理なのはわかっていました。

でも、本当の本当の夢って、どんなに辛くても苦しくても追いかけるもので、体調が悪いとか考えないものじゃないかと思うのです。

気持ちでなんとかなるような病気じゃないことはわかっていますが、夢を持つことで生きて行く気力が沸いてくれば、病気だってどこかに行くかもしれない、例えそれは無理でも体が動くようになるかもしれない。

元気になれるなら、どんな夢でも応援したい、そして、夢が叶っても叶わなくても、きちんと生きていかれるようにするのが親の務めだと思いました。

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娘は絵を描くことの他にレジンを使ってアクセサリーを作るのも好きで、体調がかなり良い時はアクセサリーを作っています。私にも誕生日にスマホのストラップを作ってくれました。

ある日娘が自分で作ったキャラクターの絵を描いているのを見てみると、見たことのない綺麗なデザインのイヤリングが描かれていました。

「このイヤリング、何か見本見て描いたの?」と聞くと、「自分で考えて描いてみた」と言います。

「ねぇ、ひょっとしてアクセサリーデザインとか向いてるんじゃない?これすごいかわいいよ!!」

娘も自分でアクセサリーを考えるのは楽しいらしく、そういう仕事もいいなぁ、とまんざらでもなさそうでした。

それからしばらくして、アクセサリーデザイナーが目標になり、今では雑貨や洋服等いろいろなデザインをすることが夢だと言っています。

娘は誰かが誕生日だと必ずプレゼントをするのですが、何かを作ってあげることも多く、お菓子だったりアクセサリーだったり、何がいいのかを一生懸命考えて決めています。

それって、一番大切な気持ちじゃないかと思うのです。その人に何をしてあげれば喜ぶか、と考えること。

これは誰かが教えたからできることじゃなくて、それこそ娘の本質的なところだと思うのです。

いつでも誰かが喜んでくれるように行動できるって、人間にしかできない事、じゃないでしょうか。

AIも一定の知識を記録すればできるだろうけど、それは万人向けではないですよね。

人間にしかできないことが身についている娘は、私がそんなに将来のことを心配しなくても、なんとか生きていかれるのかもしれません。

本人がそれに気付いて、自分の長所を伸ばすことに目を向けてくれればいいのですが・・・

とにかく早く体を治して、人生を前向きに楽しんで生きて行ってほしい。今はそう願ってやみません。

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