さくらももこさんの乳がん治療法は民間療法!その選択は正しかった?

さくらももこさんが乳がんで亡くなったのを知ってから、2週間あまりが経ちました。

当初は詳しいことがわからず、私も自分のブログにもそのことを書きましたが、最近になって発症は7年前のようだ、ということを知りました。

それと同時に、その時の抗癌剤治療があまりにも辛くて、再発した時は仕事に支障が出ないようにと民間療法を選んだ、ということも知りました。

確かに私もどうして・・・と思いはしました。でも驚いたのは民間療法を選んだことに対する賛否両論が飛び交っていることです。

さくらももこさんの選択は正しかったのでしょうか?間違っていたのでしょうか?

今回は自分の選択も交え、書いてみたいと思います。

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民間療法で癌は治るのか?

民間療法には、温泉療法や漢方薬、温熱療法、中には癌の消えるサプリなんていうものもあるそうです。

いろいろな種類のものがあるようですが、手術や放射線、薬物療法などの通常医療と違い、科学的に有効性が証明されているものは1つもないそうです。

ですので民間療法で癌は治る、とは言えません。

中には治った方もいると思いますが、それはたまたまその人に合った治療法だったり、その他の要因があって治ったのだろうと思います。

では、さくら先生の選択は間違っていたのでしょうか?

選択するのは自分、正しいと判断するのも自分

私は運がよく、見つかった乳がんはステージ0の非浸潤性乳管がんだったので、転移もなく切除してしまえば根治すると言われ、迷わず切除することに決めました。

私は全摘出をお願いしたのですが、転移のないものとわかっていて全摘出するのは乱暴すぎると医師に止められ、部分切除になりました。

手術後の病理検査で同様の癌が点在していることがわかり、結果的には全摘出しなければいけなくなった、という状況なのですが・・・

それはさておき、癌がわかった時主治医の先生から、アメリカの学会では非浸潤性乳管がん(DCIS)の内、Low grade DCIS(大人しくすぐには転移しそうに見られない非浸潤性乳管がん)については、切除しなくてもいいのではないか、という発表があったこと、それでも日本の医学では切除することが最善だとしていることを説明されました。

私はLow grade DCISについて調べていたので知っていましたが、先生のその誠意を信じ、部分切除にも納得して手術を受けました。

もっと進行してしまっている癌の方の引き合いに出すのは申し訳ないところもあるのですが、自分がその時それがベストだと思うことを自分で選択して決めました。

全摘出には最後までこだわっていましたが、手術後4ヵ月経った今は傷跡もだいぶ薄くなってきていて、手術したことがわからないくらいしか形も変形していないので、もし癌が点在していなかったら、部分切除にして本当によかった、と思っていたと思います。

さくら先生がもう辛い抗癌剤治療をしたくないと思ったことは、私は仕方がなかったと思います。

その選択をするリスクも、もちろんわかっていて決めたことだと思うからです。

ただ残念なのは、仕事のために民間療法を選択したことです。

命さえあればいくらでもまた新しい作品が書けました。

さくら先生が描く新しい世界を、私ももっともっと見たかった。

でも、自分の生き方を決めるのは自分なのだから、その選択が正しいかどうかを決めるのはいつだって自分だ、と思っています。

もしそれに異議を唱えることが出来る人がいるとすれば、身内だけです。
もっと言ってしまえば、身内であっても最後は口を出せない部分だと思います。

民間療法の中には悪徳商法もあるようです。絶対に許せないことですが、それによって苦しんでいる人が少しでも救われたとしたら、私はその人の選択を間違っているとは言えません。

癌で苦しむのはその人で、治療で苦しむのもその人です。そんなに簡単に民間療法を選んだわけではないことを、わかってもらえたらいいな、と思います。

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最後に

今回はさくらももこさんが選択した民間療法について、自分の経験も交えながら考えてみました。

もし今私が進行している癌患者だったとしたら、多分民間療法は選ばないと思います。

それは何よりまだ生きていたいと思うからで、確率で考えて通常医療の方が治る可能性が高いからです。

でも、もし自分が末期だと言われたら?

その時になって、別のものにすがってしまったり、逃げたりしないでいられるかは、正直なところわかりません。

どれほど苦しいか、どれほど辛いか、どれほどいろいろなことを考えるか、想像もできないからです。

こんな私でも少しは責任感があるので、私が仕事を長期間休むことで周りの人たちにかけてしまう迷惑を考えると、会社に行きずらいくらい、申し訳ない気持ちになります。

今よりもっと周りに迷惑をかけると思ったら、本当の意味での最善を選択できるか、自信はありません。

今日さくら先生のことを書きたいと思ったのは、先延ばしにしていた手術をできるだけ早くするようにと、部長から言われたことがきっかけでもあります。

自分がどうしても究極の選択をしなくてはいけなくなった時、その選択を後悔しないように、覚悟を決めなければいけないんだな、と思いました。

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