塩竈市杉村惇美術館は特別展がおもしろい!おすすめイベントをご紹介!

宮城県塩釜市にある塩竃市杉村惇美術館は、建物が昭和25年建造の市指定文化財である美術館兼公民館であり、昔も今も変わらず人々の交流の交差する場所を提供しています。

私も歴史を感じるこのレトロモダンな内装が好きで、よく併設のカフェに一休みしに行ったものです。

今回はそんな塩竃市杉村惇美術館で度々開かれるイベントや特別展について調べました。

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塩竈市杉村惇美術館の特別展は関連イベントに注目!

杉村惇美術館では定期的に美術館主催の特別展が企画されており、現在は2020年1月19日まで「令和元年度 特別企画展 杉村惇作品展 存在と空間の伝説 ~画家の韻律~」が開かれています。

常設展示されている故杉村惇画伯のさらに多くの作品を特別に展示しており、なかには常設展では扱われていないスケッチが展示されていました。

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Special Exhibition: Jun Sugimura – The Legend of the Presence and Absence of Objects “Rhythm of the Atelier” Information Date: Saturday November 23th, 2019 through Sunday January 19th, 2020 Hours: 10:00 – 17:00 (last admission 16:30) Closed on Mondays (except for January 13th), on January 14th and during the New Year holidays of December 28th to January 4th) Admission (permanent collection + special exhibition): For individuals Adults: 500 yen University and high school students: 400 yen Museum member discount: 300 yen Junior high school students and under: free Discount for museum members and people with special needs. Please note that for visitors with special needs and one accompanied person, they can receive a 50% discount for admission. Please let us know upon your visit. For groups of 20 or more Adults: 400 yen University and high school students: 320 yen Junior high school students and under: free After settling in Shiogama City around 1955, Jun Sugimura gathered together everyday objects of various shapes, textures, sizes, and colors to create his vivid and strong impressionistic paintings. Made possible with the generous support from the City of Sendai and the Museum of Kamei Collection, we will not only exhibit exclusive paintings but also the first draft of sketches of his work. Together these creative pieces will help you understand Sugimura’s world better. With this special exhibit and wandering through our combined in-house collection of works and a replica of his art studio, experience the secrets to Sugimura’s creative process and how he brings his motifs to life – from the atelier to the canvas. You are invited to step into the creative world of Jun Sugimura, and by extension, learn about Shiogama’s unique heritage as one of Miyagi’s historical port town. #shiogama #miyagi #oilpainting #oilpainter #exhibition #artmuseum

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こういった企画展の際には、関連イベントとしてギャラリートークやワークショップを行っています。

たとえば12月1日に行われた「flower art museum」では、杉村惇作品をイメージした色合いの草花を使ってのフラワーアレジメントのワークショップが行われました。

また杉村惇の作品は厚塗りが特徴の一つとして挙げられるのですが、そのようなマチエール(絵肌)を自分たちも作ってみようという「マチエールで冬を描こう」という講座も行われました。

ギャラリートークで専門家の話を聞くのも理解が深まっていいのですが、こういう手を動かしながら追体験できるワークショップであれば、親子でも楽しめていいですね。

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若手アーティスト必見!支援プログラムVoyageとは?

また美術館では毎年若手アーティストを選出し、彼らの企画展を夏に開催しています。

名付けて「若手アーティスト支援プログラム Voyage」というのですが、これからの活躍が期待される若手アーティストに展覧会だけでなくその先の新たなステップを提供することを目的とした事業です。

2019年で5回目を迎え、彫刻家、陶芸家、金工作家、写真家、日本画家など様々なジャンルの才能あふれる若いアーティストが作品を展示してきました。

このVoyageももちろん様々なワークショップが行われています。

2019年は写真家阿部明子さんと美術家是恒さくらさんの展示「閾を編む」が行われましたが、展覧会の内容に関連して、縄文の貝塚から出土した骨をもとに陶芸ワークショップを行ったり、和算と写真を組み合わせて「写真を編む」体験をしてみたり。

若手アーティストの独特の感性によって企画されたワークショップが、鑑賞者をさらにその世界に引き込んでいくような仕組みです。

この「Voyage」は公募形式なので、塩竈市になにかしらゆかりがある35歳以下のアーティストであれば応募することができます。

2020年度の展示も1月10日締め切りで応募を受け付けているので、興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。

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暮らしを彩る「暮らしの市」

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#暮らしの市 はじまりました〜

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美術館では毎年約2回「暮らしの市」というクラフトマーケットが行われています。

「知恵と工夫で暮らしを彩る」がコンセプトで、手作りのうつわや布もの、木工品、古本・植物などなど暮らしに寄り添った商品を販売するお店が出店しています。

そして毎年人気なのが「パンの市」。

宮城県内だけでなく、山形や東京などから人気のパン屋さんの商品を取り寄せて販売するプログラムです。

毎年販売時間前に列ができるほど人気なので、各パン屋さんは大体30分ぐらいで完売してしまうそう。

そのほかにもキャンドルやお箸づくりなど、内容はその時によってさまざま。

もちろん軽食やスイーツ、ドリンクなどを販売しているカフェも出展しているので、一日を通して楽しめるようになっています。

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その他のおすすめイベント

このように塩竃市杉村惇美術館は地元に根差した、けれども新しい視点をもたらしてくれる、そんなイベントや展覧会を手掛けていますがこれだけではありません。

その一つとして挙げられるのが、子育て世帯にうれしい子供向けアート教育プログラム「チルドレンズアートミュージアム」。

昨年から始まったこのプログラムは、幅広い年齢の子供たちが様々なアートワークショップを受けることで感性が伸ばせるような構成になっています。

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#Repost @woolcubewool with @make_repost ・・・ 10/19(日)は @sugimurajunmuseum でのチルドレン・アート・ミュージアムしおがまで語り継ぎのためのワークショップを担当します! ・ ・ 🎖ロシア皇帝アレクサンドル一世が身につけていた勲章作り🎖 ・ ・ 石巻・千石船若宮丸の漂流民たちが出会ったロシア皇帝アレクサンドル一世が身につけていた勲章づくり。 漂流民たちにとって印象的だっただろうロシア皇帝を想像しながら自由に勲章を作ってみよう!というワークショップです。 ・ ・ 【参加無料/随時受け付け】 どなたでも参加できます。(3歳以下の方は同伴者の付き添いをお願いします。) ・ ・ ⏰10〜15時 ・ ・ 🏠塩釜市杉村惇美術館 大講堂 宮城県塩釜市本町8-1 ・ ・ 📞022-362-2555 #チルドレンアートミュージアム #woolcubewool#杉村惇美術館 #塩釜#ワークショップ

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木彫作家が制作中に出した木の破片(コッパ)を使って、あたらしく「自分の大切なもの」をつくりだすプログラムや、大学の先生が主張し子供たちにプログラミングを教えたり。

はたまた美術館の展示作品について、感じたことや考えたことを言葉にしてみるというのも。

内容はその年によってさまざまなので、子供達を毎年このプログラムにつれていって、出来上がった作品からその成長を見るの楽しいものです。

塩竃市杉村惇美術館,大講堂過去と現在が交差する塩竃市杉村惇美術館!おすすめ作品やカフェを紹介!

塩竈市杉村惇美術館の特別展・イベントまとめ

塩竈市杉村惇美術館は、歴史的価値のある建物や所蔵品を大切に保管・展示するだけでなく、これからの未来を背負っていく若者や子供たちの教育・支援にも力を入れています。

また日々を過ごす私たちの生活が、ポジティブな方へゆっくりと変化するような、そんな価値観も提供してくれます。

今回ご紹介しきれないほど多くのイベントやプログラムを行っているので、ぜひHPをチェックして美術館に足を運んでみてください。

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