乳がん全摘出手術後・再建手術した場合に使えるブラジャーを調査!

11月に入り、いよいよ11月14日の入院に向け準備を始めなくてはいけない時期になりました。

4月の終わりに右胸の非浸潤性乳管がんの部分切除を行い、その後の病理検査の結果で、転移はないものの、乳管内に癌が点在している可能性が高いと言われ、全摘手術をすることになっていました。

仕事の都合などでなかなか日程を決められずにここまで来たのですが、11月15日、やっとその手術となります。

今回は前回の手術の経験も踏まえ、全摘手術後、そして再建手術中に使えるブラジャーについて、調べてみました。

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全摘手術・再建手術後に使うブラジャーの条件

部分切除手術の時は、手術後熱は出たものの、傷口の痛みは動けないほどではありませんでした。

センチネルリンパ節生検も受けていましたが、腕を上げれば突っ張って痛んだものの、術後1週間もすれば生活に支障はありませんでした。

ただ、手術をした傷口は、直接触れればもちろん痛みます。

ノンワイヤーのブラジャーなら大丈夫かな?と思い、ユニクロのブラトップを着てみましたが、アンダーのゴムがかなりしっかりしているため、傷口を直接圧迫して痛みで声も出ませんでしたので、傷を触っても痛みがなくなるまでは、ユニクロのブラトップは避けた方が良さそうです。

私が部分切除したのは右胸の下側だったので、上部を手術された方なら、それほどでもないかもしれませんが・・・

こういう経験から、手術後のブラジャーについてはちょっと恐怖心もあったので、あらかじめ病院でいろいろ聞いてきました。

形成外科の先生と看護師さんに教えていただいた情報は、以下のとおりです。

  • 再建手術後エキスパンダーを膨らませ終わったら、痛みにもよるがノンワイヤーのブラジャーならつけられる(手術後約1~2ヵ月後)
  • ブラジャーは前開きの授乳用の物やアンダーがゴムで柔らかいものがいい
  • 仕事復帰の時や外出する場合でブラジャーが出来ない人は、タンクトップにパッドを縫い付けている人もいる

また、前回入院した時にもらった資料には、縫い目が当たらないように裏返したTシャツの上から、ブラジャーをする例もありました。

手術も痛みも人それぞれ違います。

できる限りストレスがなく術後の生活を送れるよう、ブラジャーは慎重に選びたいと思います。

用意するブラジャーの候補

部分切除の時は手術の翌日くらいには、動くことができるくらいの痛みで済みましたが、今回は全摘出とその後胸の筋肉の内側にエキスパンダーを入れるのですから、痛みも回復にかかる時間も部分切除の時の倍以上だろう、と考えられます。

手術後の予定は、

  • 退院後、週1回のペースで生理食塩水をエキスパンダーに注入して予定量まで膨らませる(約1ヵ月の予定)
  • 予定量まで膨らんだ後、3~4ヵ月後にエキスパンダーをインプラントに交換する手術を行う(入院は1週間の予定)

となっています。

そう考えると、全摘手術後から再建手術のインプラント交換が完了してその傷が落ち着くまで、約半年~1年くらいの間は、術後用のブラジャーをつけるようになります。

前回の手術で用意したブラジャーに買い足すような形で用意しようと思います。

持っているブラジャー

前回の手術後に使用していたブラジャーは2つあります。

KEA工房 ホスピタブルロング


この「KEA工房」の「ホスピタブルロング」は、丈が長めで下のゴム部分がアンダーバストより下に来るため、傷にあたることがなく安心して使用できました。

このブラジャーで難点だったのが、センチネルリンパ節生検の傷跡に当たる位置に袖ぐりがあったことでしたが、今回はセンチネルリンパ節生検を行わないため安心です。

ただ、合わせる部分のマジックテープが身につけている間にくっついてしまうことがあり、それを外すために力を入れて傷に障ったこともありました。

それを注意しながら、今回もこのブラジャーを術後から使おうと思っています。

下着の専門店 アン anne-1220


このブラジャーは痛みがだいぶ落ち着いてから購入したものです。

アンダーバストの位置が普通のブラジャーと同じくらいの位置なので、傷口が下にある場合は痛みがある内は使わないほうが良さそうです。

このブラジャーはアンダーバスト部分がゴムではなく、綿で幅広に作られているため強く擦れなければ痛みもそんなに大きく出ないと思われます。

また、薄いパッドが1枚入っていますが、パッドを入れる口は狭めのため、全摘出後、バランスを取るために大きめのパッドを入れるのは、ちょっと難しそうです。

私はエキスパンダーが予定量まで膨らんでからと、インプラントへ交換した後痛みが落ち着いてから使おうと思っています。

買い足し候補のブラジャー

冒頭でも触れましたが、安易な考えでユニクロのブラトップを着てみたら、声が出ないのに涙だけ出てくる、という痛い思いをしました。

私はせめて手術後は体も心も負担のない生活を送りたいと思っているので、

  • しっかりしているが痛くないアンダー
  • できる限り傷に負担が来ないブラジャー

という観点でブラジャーを探しました。

私が購入を検討しているブラジャーの候補は、次の2つです。

グンゼ MediCure(メディキュア) ハーフトップ NP1055


退院してから購入しようかな、と思う候補の1つが「グンゼ」のハーフトップです。

特徴

  • 肌への刺激が少ない設計
  • 衿ぐり・肩・アンダーバストは縫い目なし
  • ほつれにくい仕様なので自分でカットできる
  • 大きめのスナップボタンで留め外しが楽

私が持っている「下着の専門店 アン」のハーフトップは、スナップボタンが小さめで留めるのにちょっと苦労したので、このハーフトップの大きめボタンは結構魅力です。

傷が当たって痛い場合(センチネルリンパ節生検の傷など)、自分でカットできるというのは、センチネルリンパ節生検をされる方にはぜひお勧めしたいポイントです。

素材も作りも刺激が少なく手術後の体のことをよく考えて作られています。

1点気になるのは、こういう作りだと伸びてしまうのではないか、ということです。

再建の途中では重めのパッドを入れることもあるので、その重みで伸びてしまうのはちょっと困るな、と思っています。

東レ・メディカル HugFit(ハグフィット)


「東レ・メディカル」の「HugFit」も、候補の1つです。

特徴

  • 繊維メーカー東レがこだわった縫製と仕様
  • 東レ「マイクロテンダー」使用で、心地よいフィット感と柔らかい肌触りで綿よりも乾きやすい
  • 東レ「テクノクリーン」使用で、汚れが付きにくく落ちやすい
  • 肩、乳房脇、脇下、アンダーベルト4箇所の衣服圧とズレ量が従来品より少ない

素材や縫製も申し分ないのですが、全摘手術をした後気になるのは「ズレ上がり」です。

術後すぐだと痛みのため重量のあるパッドが使えないので、なおさらブラジャーはずり上がってくるでしょう。

ズレ上がりは見た目や着心地が気になるのもそうですが、傷にアンダー部分が当たる、と考えられるので、かなり痛いと思います・・・

「HugFit」はズレ量も少ないようですが、アンダーベルトがかなり幅広で、いろいろ調べた中ではズレに関して1番安心できそうです。

汚れにくく乾きやすいのも、これから冬で寒くなることを考えると、嬉しい特徴の1つです。

私は何より痛いことが嫌なので、最初に買い足すブラジャーはこの「HugFit」になりそうです。

【2019年1月11日追記】

2018年12月17日にこのブラを注文しました。

サイズはLを注文したため、着けた時はちょっとゆるいような気がしましたが、1日中着けていてもズレ上がってこなかったので、感動しました!!

再建手術後は手術の痛みが治まっても、エキスパンダーが入っているためか胸の輪郭、特に下側が痛みました。

実際今もちょっと触っただけでも少し痛みを感じます。

今まで使っていたブラジャーも使ってますが、長時間使っていると痛くなってくるため、肌着の上から着けています。

「HugFit」は直接着けても大丈夫なので、まだ痛みが続きそうなため、追加購入しようと思っています。

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考えておきたいブラジャーに入れるパッド

乳がんの手術後は、全摘出、部分切除、再建する・しないを問わず、ブラジャーにパッドを入れることを考えられると思います。

パッドも痛みが強い時はしっかりした重量のあるパッドは使えないのですが、ある程度の重みがないとブラジャーがずり上がってきてしまうので、悩ましい部分になります。

私は退院後1ヵ月は休職することにしています。

予定ではその頃にはエキスパンダーも予定量まで膨らんでいるはずなので、パッドについてはそこまでしっかりしたものは用意しなくてもいいかも、と思っていますが、心配なのは急な外出時です。

家族に言えば「誰も見てないし、もともと小さいんだから誰にも気付かれないよ」と言われそうですが、理屈じゃありません!

胸を失ったことで堂々と歩けないのも、何かから隠れるように生活するのも、嫌なのです。

手術した後、意外とあっさりその自分を認められるかもしれませんが、私は後からショックが襲ってくると思っているので、その気持ちを引きずったり後ろ向きにならないための最善を尽くしたいと思っています。

私としてはパッドが必要な期間と回数が限られているため、

  • あまり高額でないもの
  • 体への負担が少ないもの

という観点で調べてみました。

再建中の人向け 組み合わせで調整するパッド

ブラジャーのズレ上がりが気になる全摘手術後は、痛みに気をつけながら、胸の左右差に合わせてパッドの調節が必要になってきます。

傷口の状態や、再建中の胸のサイズに合わせて調整することができるパッドは、かなり重宝すると思います。

パッドの中身の量を調整することができるパッドはいろいろありますが、1種類のパッドの中身を調整するとなると、少なくすれば重量は保たれなくなります。

中身の量を変えるのではなく、組み合わせによって調整することができるパッドを探してみました。

シャルレ パッド(調整可能タイプ)

出典:シャルレ

「シャルレ」のパッドは形状、素材、重量の違う4種類のパッドと、それを1つにまとめることのできるカバーがセットになっています。

パッドの種類は以下の通りです。

  • 丸型・ウレタンタイプ:ふんわり丸みのある自然なバストラインに仕上がる
  • 乳頭部用パッド:乳頭部のボリュームを補う小さな不織布のパッド
  • クリームタイプのパッド:ボリュームと重さを調整できる
  • 不織布のパッド:大きなサイズとクッション性で肌を守る不織布パッド

ぴったりに調整することは難しそうですが、重量を保ちつつ調整できるという点で、このパッドは優れていると思います。

このパッドは、調整や予備用に単品でも購入できますし、サイズも5種類から選択できます。

シャルレのパッドはシャルレのサイトから購入することが出来ますので、パッドについても一度ご確認いただければと思います。

シャルレのパッド購入はこちらから → シャルレホームページ

BRIGHT EYES 乳がん用マロン型パッドセット


「BRIGHT EYES」の「マロン型パッドセット」も、パッドの組み合わせで調整ができます。

パッドの種類は以下の通りです。

  • 外付けウレタンパッド1組
  • ジェルパッド
  • 綿パッド付きパッドカバー

温存手術をされた方もジェルパッドの組み合わせ次第で使えるようです。

サイズもS、M、L、LLでそれぞれ2段階あり計8種類から選べますので、サイズや重さをよくご確認の上、ご購入ください。

その他のおすすめパッド

私は全摘手術後再建手術を行うため、組み合わせでサイズや重さを変えられるパッドを購入する予定ですが、その他にも調べていて気になるパッドがありました。

全摘手術後に再建手術をされない方もいらっしゃると思いますので、少しご紹介したいと思います。

Fleep エンジェルパッド



特徴

  • お手頃価格で試しやすい(税別1,500円~2,200円)
  • 低反発ウレタンチップで傷口に優しい
  • ウレタンチップで大きさを調整できる
  • ズレ防止の羽つき

主に全摘出して再建をされない方向けのパッドのようです。

楽天ランキングでも1位を獲得しています。

上記の特徴もありますが、このエンジェルパッドをお勧めしたい理由は、可愛らしいデザインです。

失ってしまった胸を埋めるものがこんな風に可愛らしいと、それだけでも少し気持ちが明るくなる気がします。

A2U シリコン製パッド



特徴

  • シリコン製なのに安価
  • 切除方法によって形が選べる
  • 自然なシルエットと快適な付け心地
  • リアルな質感

シリコン製の物になると数万円するものもありますが、5,000円前後で手に入るのは嬉しいことです。

シリコンそのままだと滑ってずれてしまうため、専用のカバーもあります。

形も胸部分だけでなく、腋窩リンパ節郭清の切除範囲によっても選択することができます。

より本物の胸に近付けたい場合、A2Uのシリコン製パッドはかなりオススメです。

細かいサイズ表もありますので、よくご確認の上、ご購入いただければと思います。

最後に

11月15日に右胸の全摘出と同時再建手術を受けることもあり、今回は全摘手術後に再建手術をした場合に使えるブラジャーを調べてみました。

乳がん用のブラジャーはいろいろな種類があることを前回調べた時から知っていましたが、パッドもまたたくさんの種類があることを知りました。

全部購入して試すことは難しいので、調べた中から候補を上げてみましたので、参考にしていただけると嬉しいです。

前回部分切除をした時にもブラジャーについて調べていますので、部分切除される方であれば、下の記事を参考にしていただければと思います。

乳がん手術後のブラジャー探し 候補と購入したもの

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