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医療保険はありがたい
今日(2018年6月14日)、昔の同僚から給付金支払、という件名のメールが届きました。
私は今から10数年前、とある生命保険会社の営業をしていました。
彼は実はその生命保険会社に入る前の職場で一緒に働いていた人で、先に退職した彼が縁で退職後はその生命保険会社の営業になりました。
私は1年半前後で退職していましたが、彼はずっとそこで働いています。
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私の担当が彼なので、当時から私がその保険会社で加入していた医療保険の保険金請求の関係で、乳がんがわかった早い時期から彼に相談していました。
6月8日に診断書と書類を渡してから今日まで約1週間。
仕事でバタバタしていたのですっかり忘れていましたが、メールが来てからすぐにインターネットバンキングでいくら振り込まれているか確認しました。
・・・え?こんなに?
限度額適用認定申請をしていたこともあり、入院・手術にかかった費用は10万円もありませんでした。
でも振り込まれた給付金はその5倍以上。
こんなにもらっていいの!?と不安になるほどの額でした。
私の場合、入院日数も最低限、再度全摘出手術を行うため放射線治療はなくなったので、その手術までは治療費はかからない見込みです。
その2回目の手術もまた、保険金請求ができるでしょう。
十分どころかそれ以上の金額を給付金として受け取りました。
癌になればどんなに必要と感じてもすぐには保険に入れません。
私は医療保険に入っていたことで、病院への支払いも今後の生活も、金銭面では本当に救われました。
この医療保険は、自分で設定して自分で入った保険です。
そして今回必要と思われる部分を十分カバーできていました。
もう10年以上も前の保険で、外資系の保険会社の商品ということもあり今は販売もされていないかもしれませんが、本当にシンプルで自分が必要と思う特約だけを付けています。
その経験を基に、どんな医療保険を選択するのが良いかまとめてみました。
その特約は本当に必要?必要な特約とは何か
もともと医療保険とは、保険の営業が非常に販売しやすいものです。
というのも加入した本人が受け取ることができる、保険料も安い誰にでもニーズのある保険だからです。
ただ、今の保険はあまりにも種類が多すぎて、しかもいろいろな特約がついているセット商品が多いので、どれが一番いいかというのは知識がある程度ないとわからないかもしれません。
私も最近の保険については全くわかりません。
なので、最低限あった方がいいと思う特約を考えたいと思います。
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特約の前に・・・入院日額はいくらがいい?
医療保険の入院日額で提案されるパターンとして、まず10,000円、次に5,000円となっているようです。
金額が多い方がいいと思いますよね。
でも、もらえるお金が多いということは、それだけ支払う保険料も高いということ。
個室に入りたい人でお金に余裕のある人であればいいですが、掛け捨てになる保険なら安い方がいいに決まっています。
私は迷わず日額5,000円をお勧めします。もちろん私が入っている保険も日額5,000円です。
特約を付ければこの日額も上乗せされるので、入院費だけで考えたら十分すぎる金額はもらえます。
ちなみに入院限度日数ですが、長い方がいいように思われがちですが、今は相当重い病気でなければそれ程入院する期間は長くない時代です。
180日で十分だと思っています。
健康祝い金はいらない
私が一番最初にいらないと思う特約は健康祝い金(5年とか10年とか保険を使わなければ一時金を受け取れる特約)です。
医療保険の中でもかなり人気の高い保険商品になると思います。
使わなければお金がもらえる、というのはとても魅力ですが、基本的に掛け捨ての保険にそんな余裕はないので、祝い金を支払うにはその必要な分の金額を保険料に上乗せするしかありません。
そう考えればちっともお得ではありません。
貯金をしてもたいした利息もつかないことを考えれば、ちょっとした貯金と考えて入るのも、ありかもしれませんが・・・
どの病気をカバーする特約がいい?
三大疾病や癌、女性疾病について特約を付けることが多いのですが、特約にもそれぞれ保険料はありますので、全部付ければ数百円とはいえ高くなります。
どれを付ければいいのか、正直私にもわかりません。
がん特約は癌に特化しているし、三大疾病はがん・急性心筋梗塞・脳卒中をカバー、女性疾病は女性特有とされる疾病に対して支払われる保険です。
私は自分が保険を設計する時に、上司が女性疾病入院特約がいいと言うのを聞かず、成人病特約を付けました。
女性疾病の方が対象となる疾病が多いのですが、なんとなく、成人病特約の方がいい気がしました(現在は成人病特約というものが存在するのかもわかりません)。
これは今だから思うのですが、父は癌で亡くなり、母は糖尿病と高血圧を持っています。
成人病特約は、そのすべてをカバーしているので、結果的に私が将来かかる恐れのある病気はカバーできそうです。
癌家系とか言いますが、家族というのは同じ食生活をし生活スタイルや生活リズムも似ているので、親がかかった病気にはかかる確率は高いと思われます。
そういったことを考慮して選択するのが無難かもしれません。
当時はなかった?先進医療特約はこれからの時代必要な特約
私の入った保険には、当時先進医療特約はありませんでした。
あいまいな記憶での話ですが、私が医療保険に入った後、1年もしない内に先進医療特約は出てきた気がします。
これだけは、入っておけばよかったと後悔しています。
今は癌を狙い撃ちできるような先進医療も出てきているようで、私が今抱えている点在する非浸潤性乳管がんでなかったら、間違いなく治療を受けていたと思います。
根治して保険に入れるようになったら、まずこの特約を付けようと思っています。
最後に
今回の話は、あくまでも今私が考える最低限必要な医療保険です。
実際この医療保険は今の私にはぴったりだと言えるでしょう。
でもそれは私が非浸潤性乳管がんだからで、もっと進行している癌だったり、国から補助等受けられないような重い病気だったら、足りないこともありえます。
そもそも保険とは万が一に備えて入るものなので、何が一番正しいかなんて、誰にもわからなかったりするのです。
生命保険なら生活費や今後必要な費用等から必要額を計算できますが、病気やケガはいつその状況になるかわからないものです。
私は私が払えるだけの金額で、必要な保険を設計し加入しました。
そしてこれから娘の医療保険の加入についても考えていこうと思っています。