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朝も起きられないのにアルバイトなんて大丈夫?
2018年7月7日先週の土曜日、娘はアルバイトの面接を受けました。
朝もきちんと起きられずずっと体調が悪く、高校も全日制を諦めて通信制へ転学してから4ヵ月目に入りました。
最近は朝は相変わらず起きられないものの、昼間は体調の良い日が増えたようで、この体調ならいける、と思ったのでしょう。いつの間にかインターネットでアルバイトの面接に申し込んでいました。
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時間帯は11:30~18:00、15:00~20:30のどちらかでしたが、面接の連絡が来た時に、11:30~は埋まってしまったので、15:00~にしてほしいと言われたようです。
終了時間がちょっと遅いことが気になりましたが、自宅からも近いので、帰りは迎えに行ってもいいな、と思い許しました。
アルバイトを始めるのは、通信制高校へ転学する時の娘と叔父叔母との約束事でした。
家に籠りきりになってしまうと人とのコミュニケーションが取れないということを2人がとても心配して、アルバイトをすることを条件に通信制高校への転学を許してくれました。
その点を心配していたものの、アルバイトをさせるということを思いつきもしなかった私は、家族の存在は本当にありがたいと思った瞬間でもありました。
確かに今は朝起きられませんが、アルバイトの時間も遅めだし、クタクタになって早く寝るようになれば、その内早く起きられるようになるかもしれません。
あまり進んでいるようには見えないレポートだけが心配でなりませんが・・・
アルバイト先を100円ショップに決めたわけ
娘が応募したアルバイト先は、某100円ショップでした。
100円ショップと言えば、一緒に行くと娘が1時間くらいは平気で過ごせてしまう、不思議の国のように楽しいところです。
娘はアクセサリー作りのための材料を、あれやこれやと端から吟味して、最後に気に入ったものをカゴの中へ入れていきます。
帰りにはいつも満足そうにどんなものを作るのかを私に説明しながら、購入したものを大切そうに抱えています。
履歴書を初めて書く娘は、学歴など書き方がわからなくて私に聞いてばかりでしたが、「志望の動機」だけはしっかりと自分の熱意を書いていました。
某100円ショップの物が大好きで、その可愛い物たちに囲まれて仕事をしたいという内容を読んでいると、私が面接官であれば合格させてあげるけどな、と思えるほど、100円ショップ愛に溢れた志望動機でした。
とはいえ、アルバイトといえども働く以上、きちんと働ける人であることを審査されるわけです。
病気の事とか通信制高校へ転学した理由を聞かれたりしないだろうか・・・
不安になりながら、買い物のついでに娘をお店まで送ることにしました。
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面接に親がついてきた苦い思い出
私が就職の面接に行った時、今思い出しても恥ずかしい事件がありました。
それは面接に父親がついてくる、という最悪な事件です。
高校生だったとはいえ、就職の面接は1人で行くものとわかっていました。
ところが家を出ようとすると父が送る気満々で車を用意して待っていました。
私の中では父は怖い存在だったこともあり、とても断れる雰囲気ではなかったので、送ってもらうことにしました。
車を降りて会社の入口のドアを開けると、すぐに面接官と思われる人が出てきたのですが、「あなたは?」という質問でその視線の先を追って振り返ると、父が一緒に会社の中に入って来ていました。
「父です。」と何の悪気もなく「近くに来たものですから」みたいなことを言って、面接する私の隣に座った時には、私でも終わったと思いました。
頭の中はパニックで、面接官の質問にもきちんと答えられた記憶はなく、ただ1つ覚えているのはピタゴラスの定理について何かを質問され、あいまいなことしか答えられなかったことだけです。
そして当たり前ですが、落ちました。
この時のことがあるからこそ、子供の面接に親は姿すら見せてはいけない、と強く思っていました(当たり前のことですが)。
車で送りはしたけれど、娘を1人で行かせ、私は時間をずらして100円ショップのある階とは別の階のお店で娘を待っていました。
面接後、娘はすごく緊張したけど面接の人がとてもほんわかした優しい人でよかった、と言っていて、私も一安心しました。
通信制高校へ通う理由なども聞かれず、病気のことも話すことはなかったそう。
シフトを組む関係で、早い方の時間帯になることもある、1ヵ月くらいは別の店舗で研修を受けることを聞いて面接は終わったそうです。
採用となれば1週間以内に連絡をくれるということなので、後は連絡が来るのを待つばかりです。