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女の子のお子さんを持つ親御さんは、成人式の振袖の準備はいつ頃を考えていますか?
「はれのひ」の事件もあり、成人式の振袖については慎重になっている方も多いのではないかと思います。
私もその中の1人でした。
人生でたった1度しかない成人式をきちんと迎えることができるよう、また娘にとって悔いの残らない形で成人式を終えることができるよう、親は前々から考えているものです。
ところが、呉服屋さんのオープン記念へちょっと行ってみただけなのに、娘がすっかり気に入ってしまった振袖を購入することに決まってしまい、これでいいのかな?と不安になっているところです。
今回は成人式までにやっておくこと、成人式の振袖の準備をいつから始めるのかなどを調べてみました。
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成人式までにやっておくこと
成人式と言えば、女の子であれば振袖を用意することはパッと思いつきますが、それに関連してやっておくことがあります。
- 振袖の準備
- 成人式の前撮り
- 前撮りのための着付け・ヘアメイクの予約
- 成人式当日の着付け・ヘアメイクの予約
振袖の準備については後程詳しく説明しますが、ご存知の通り振袖を着るためには着付けをする必要があります。
成人式当日は朝早くから美容院へ行って着付けやヘアメイクをしてもらう、というのは成人式の光景の1つです。
自分や身内の誰かが着付けをすることができればいいのですが、ほとんどの方は着付けを美容院などに予約します。
またヘアメイクも同様です。
私は着付けもヘアメイクも出来ないので、美容院へお願いする予定でした。
また私は自分の成人式の時、いつ写真を撮ったのか記憶がないのですが、今は成人式の前に写真を撮る方が多いようです。
そうすると着付けとヘアメイクは合計2回必要になります。
振袖姿の前撮り時期と費用
振袖姿の前撮り時期は、前の年の成人式が終わった後の3月くらいから夏前までがいいようです。
成人式はもちろん、6月辺りからは結婚式が増えることで美容院や写真館などが忙しくなること、また夏を過ぎてから写真を撮ると日焼けしていて振袖が合わなくなるという理由があります。
写真撮影の費用については、安いところでは5,000円前後からありますが、撮影のみの金額で、アルバムなどにするには別途料金がかかる場合もあるので確認が必要です。
着付けやヘアメイクがセットになっていたり、振袖のレンタルができるところもあり、写真館によってサービスは様々です。
着付けやヘアメイクを前撮りのために予約する必要がある方は、セットのところを選ぶほうがお得になると思います。
成人式当日の着付け・ヘアメイクの予約時期と費用
成人式の着付けやヘアメイクを美容院へお願いする場合、早めに予約をしないと朝4時頃には美容院へ行かなくてはいけないという事態になります。
いつ頃予約をするのがいいのかは、予約することを決めている美容院があれば確認しておく方がいいでしょう。
1年前でも希望の時間に予約が取れないこともあるため、それより少し前に予約をすると安心できそうです。
振袖を購入する場合、呉服屋さんで着付けやヘアメイク、前撮りまでしてくれるところもあるので、サービスについては要チェックです。
メイクについては化粧品が肌に合わないこともあるため、できれば自分でする方がいいと呉服屋さんからアドバイスがありました。
思うようなメイクに仕上がらないと気分も落ちてしまうこともあるので、メイクは自分でするのが良さそうですね。
着付けとヘアメイクの費用は、2万円前後が相場のようです。
また最近では振り袖に合わせたネイルアートをする方も増えているようです。
爪が伸びたりネイルが剥げてしまうことを考えると、成人式の1週間前辺りが良さそうです。
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成人式の振袖の準備
成人式の振袖を用意すると一言で言っても、実は用意するものは結構あります。
振袖を用意する方法は、主に以下の3つあります。
- レンタルする
- ママ振袖(家族の振袖)を着る
- 購入する
うちは娘が昔から「ばばに(購入する)成人式の振袖を選んでもらう」ことが夢だったので、選択肢はありませんでした。
結局のところ自分でどの振袖にするか決めているのですが、それでも翌日ばばを連れて振袖を見に行きました。
悔いのない成人式にはしたいと思うものの、成人式で着るだけの振袖ですから、そこに無理にお金をかけなくてもいいと考える方もいらっしゃると思います。
振袖を準備する方法のメリット・デメリットについて見ていきたいと思います。
振袖をレンタルする場合
振袖をレンタルする場合、「既成品から選ぶ」方法と、「新品を選んで自分のサイズで仕立ててもらいレンタルする(オーダーレンタル)」という方法があります。
既成品をレンタルする場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 金額が安い(1万円台~)
- 振袖以外に必要な物がセットになっている
- メンテナンスや保存に気を使わなくていい
- 着付けやヘアメイク、前撮り撮影がセットになっている場合がある
- 早い時期に予約をしないと好きな振袖を選べない
- セットに小物などが含まれない場合、小物等の購入・レンタル費用が別途必要になる
- 自分の体型にあった振袖がない場合がある
レンタルできる振袖には袋帯、長襦袢、帯締めなど振袖に必要なものから草履やバッグといった小物までセットになっていることも多く、その全てを安く用意できることはかなり便利で嬉しいことです。
ただ中には小物類がセットになっていないこともあるため、セット内容はきちんと確認する必要があり、セットになっていないものを選ぶ場合は、足りないものを揃えるための費用が別途かかります。
クリーニングに出さずに返却することができるため、クリーニングに出して振袖をダメにしてしまうような心配はありませんが、汚してしまった場合はクリーニング代が別途かかる場合もありますので、お気をつけください。
成人式に近づけば近づくほど、選択できる振袖が少なくなってくるため、自分の好きな振袖や自分に合ったサイズの振袖が選べなくなりますので、レンタルの場合は特に早めの申し込みをする必要がありそうです。
申し込みは早い方で成人式の2年前位からされる方もいらっしゃるようなので、時期については店舗へご確認ください。
また私が驚いたのは、インターネット通販でも振袖のレンタルを取り扱っていることです。
試着できないことに不安を感じるのですが、そういう部分は様々なフォロー体制があるようです。
楽天でも色とりどりの振袖を取り扱っていて、もしも汚してしまった場合の「安心サポート」に入ることもできるので、チェックしてみるのもいいかもしれません。
次に、オーダーレンタルの場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 自分のサイズに合わせて仕立ててもらえる
- 振袖以外に必要な物がセットになっている
- メンテナンスや保存に気を使わなくていい
- 着付けやヘアメイク、前撮り撮影がセットになっている場合がある
- 仕立てる時間が必要なため、余裕を持って申し込む必要がある
- セットに小物などが含まれない場合、小物等の購入・レンタル費用が別途必要になる
- 既成品のレンタルより割高になる(10万円前後~)
購入するのと同様に、自分のサイズに仕立ててもらえることが魅力的です。
そのため既成品のレンタル料よりも割高にはなってしまいます。
これは振袖を購入する場合にも言えることですが、本当に気に入った振袖を選びたい場合は、かなり早い時期から探す必要があります。
申し込みがギリギリになると仕立てる時間がなくなってしまうので、注意する必要があります。
振袖を選べても帯や小物類は選べないこともあるため、店舗にご確認ください。
オーダーレンタルの振袖も楽天で取扱いがありますので、レンタルを検討されている方は覗いてみてください。
ママ振袖(家族の振袖)を着る場合
最近お母さんやお婆さんの着た振袖を着る方も増えてきました。
自分が着た振袖を娘や孫が着てくれるなんて、なんとも慨深いものです。
ママ振袖を着る場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 振袖代がかからない
- 家族のいい思い出になる
- サイズが合わなかったり保存状態によっては仕立て直し等に費用がかかる
- 小物類を別途用意する場合、小物等の購入・レンタル費用が必要になる
- 成人式当日や前撮り撮影のための着付けやヘアメイクに実費がかかる
- メンテナンスや保管に気を使う必要がある
振袖を受け継いでいくというのはその家の一大行事となっていくという意味で、家族にとって思い出深いものになります。
うちにも私や妹が着た振袖があるので、娘が着てくれたらこれほど嬉しいことはないのですが、本人は自分が気に入った自分のための振袖が欲しいので、無理強いもできません(^_^;)
振袖を受け継ぐことでそれ以上のものも受け継がれていくことを思うと、こんなに素敵なことはないと思います。
振袖はママ振袖にし、小物類だけは別の物を用意して、自分らしさを出すのもいいですよね。
ママ振袖を使用すると決めた場合、早めに振袖の点検をすることをおすすめします。
娘さんのサイズに合うかを確認することもそうですが、振袖が傷んでいる場合仕立て直しなどをしなければいけないからです。
その費用はレンタルするよりも大きくなる場合もあるようです。
また、レンタルや購入した場合、着付けやヘアメイク、前撮りの費用が割引になったり、予約が優先されることが多いのですが、ママ振袖の場合はそのままの金額となり、美容院探しや予約なども早めに行う必要が出てきます。
振袖を購入する場合
一番費用がかかるのは、振袖を購入する場合です。
それこそこだわればこだわるほど金額が高くなっていくので、いろいろ調べる前にオープン記念の記念品目当てに出掛けて行った私は、内心ヒヤヒヤでした。
振袖を購入する場合のメリット・デメリットは以下の通りです。
- 自分の気に入った振袖や小物類を選ぶことができる
- 自分のサイズにぴったりの振袖になる
- 着付けやヘアメイク、前撮りの費用がセットになっていることが多い
- 袴の購入やレンタルに割引がある
- メンテナンスやその他のサービスがある
- 振袖・袋帯・長襦袢や小物類など一式を揃える必要があり、金額にも幅があるため高額になる
- 早めに探し始めないと良い物がなくなってしまう
- メンテナンスや保管に気を使う必要がある
本当に気に入ったものを購入するには、2、3年前から探し始めても早すぎることはないそうです。
娘の場合は今年17歳なので2年以上も早いのですが、既に同い年の子が購入しているとお店の方も言っているので決して早くはないそう。
早めに購入する場合に注意した方がいいのはデザインです。
古来より続いている「古典柄」の場合、流行り廃りはないので年数が経っても問題なく着ることが出来ますが、芸能人がデザインしたり洋風なデザインの「モダン柄」を早めに購入してしまうと、成人式の頃には流行遅れのようになってしまう恐れがあります。
お店の人がわかっていることなので、お店に行って購入する場合は心配ないと思いますが・・・
振袖を購入しておくと、卒業式や友人の結婚式に着ることもできるので、その都度振袖をレンタルする必要がありません。
卒業式は袴ですが、袴のレンタルが無料になったり、割引がきくサービスもあるようです。
最近では友人の結婚式で振袖を着る方も増えているようなので、レンタルを数回することを考えれば購入費用はそれほど高くない、とも考えられます。
ただし購入する場合は、本当に気に入ったものを選んでいくと、金額がとんでもないことになります。
呉服屋さんに勤めていた母が言うには、簡単に100万円いってしまうそうです。
というのも、呉服屋さんでは必ずいくつかお勧めしてくれるのですが、その中には高額なものも当然あり、素人目に見ても高額なものとリーズナブルなものでは明らかに違いがわかるそうです。
そうなると当然娘さんも自分も高額なものの方を気に入ってしまい、リーズナブルなものはどんどん悪く見えていってしまう、という罠にはまります(私達がはまりました)。
こうなったらもう呉服屋さんの思う壺で、勧められるままに小物類も選び、それを合わせている娘が本当に可愛らしくて、親子で「これしかない!!」と思ってしまうのです。
呉服屋さんが悪いのではなく、振袖(着物)というのはそういうものだそうです。
予算に余裕がある、振袖だけは良いものを、と思っていらっしゃる方はいいのですが、予算の範囲内で収めたい方はまずお店の方に予算がいくらなのかをはっきり伝えてください。
そしてお店もいくつか回ってみて、本当に気に入るものを選んでいただければと思います。
そこまでわかっていながら(予算は決めていませんでしたが)今回娘の振袖を購入することを決めた理由は以下の通りです。
- 本人が特に気に入っている
- オープン記念の特典で、振袖の金額で小物類まですべてセットで購入できた(上限はあるのでそれを超えた部分については差額が必要)
- 着付けやヘアメイク、前撮りもセットになっていて、全てその呉服屋さんと隣接する写真館(呉服屋さんの系列店)でできる
- 袴のレンタルが無料
- メンテナンス等もすべて呉服屋さんが自社でできる体制
- もともとが製造・卸まで手がける会社で、70店舗以上展開していることで安心感があった
普通に購入すれば私も100万円超えのケースでしたが、今回はかなりお得に購入することができました。
その店舗ごとに様々なサービスがあると思いますので、確認してみてください。
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まとめ
今回は成人式までにやっておくこと、振袖の準備や着付け・ヘアメイクの予約、前撮りの時期などについて調べてみました。
成人式の準備は、2年前くらいから始めても早すぎることはないということがわかりました。
最後に成人式までの準備について、そのポイントをまとめます。
- 時期は前の年の成人式が終わってから夏前まで
- 費用:5,000円前後~
- 着付けやヘアメイクがセットになっているものを選ぶのがお得
- 振袖の購入やレンタルのサービスに含まれる場合がある
- 希望の時間で予約するなら約1~2年前に予約が必要
- 着付けとヘアメイクの費用:2万円前後
- 振袖の購入やレンタルのサービスに含まれる場合がある
- 既成品のレンタルとオーダーレンタルがある
- 既成品レンタル:1万円台~、オーダーレンタル:10万円前後~
- 気に入ったものや自分にあうサイズを選ぶには、約1~2年前に検討を始める必要あり
- 襦袢など身につけるものや小物等がセットになっているものを選ぶ方がお得
- 着付けやヘアメイク、前撮りのサービスがつくものあり
- 早めに振袖の点検をして、必要があれば仕立て直し等に出す
- 仕立て直し等には振袖の状態によってレンタル代以上の金額がかかる場合がある
- 約1~2年前に着付けやヘアメイクの予約をする
- 前撮りとその時の着付けやヘアメイクの予約をする(セットになったプランを選ぶとお得)
- 小物等を別に揃える場合、気に入ったものを選ぶなら早めに検討を始める
- まず予算を伝える
- 2、3年前から探し始めても早すぎることはないが、選ぶ柄には注意が必要
- 前撮りや着付け・ヘアメイクがサービス等になっていることも多い
- 本当に気に入ったものを選ぶと100万円にはなってしまう
呉服屋さんに聞いたのですが、振袖は未婚の時にしか着られないため、わかっている人は身長が止まる16歳には振袖を作っているそうです。
私は娘が17歳の時に振袖を購入することになりましたが、これを読んで悔いのない成人式を迎えていただけたら嬉しいです。
※この記事は2018年10月時点で書いています。