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2018年8月18日放送の「ネクストブレイク」に阿嘉倫大(あか ともひろ)さんが出演されましたが、その阿嘉さんと一緒にロボコンで優勝し、スケルトニクス株式会社を立ち上げた1人が白久レイエス樹(しろくれいえすたつる)さんです。
阿嘉さんについては次の記事で書きましたので、よろしければそちらもご覧ください。
阿嘉倫大(あか ともひろ)が開発する未来型乗り物とは?経歴や親は?さて、スケルトニクス株式会社の初代代表取締役CEOを務めた白久さんですが、一体どんな方なのでしょうか?
今回は白久さんの経歴やご両親、仲間と創業した会社から離れて目指すところはどこかを調べてみました。
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白久レイエス樹(しろくれいえすたつる)さんはどんな人?
UC Berkeleyで開催されているTechCrunchのRobotics Session来た。 pic.twitter.com/lhatTvToUV
— ReyesTatsuru Shiroku (@shirokunet) 2018年5月11日
ロボコンの優勝時、そしてスケルトニクス株式会社創業時にリーダーとして手腕をふるっていた白久さん。
その白久さんとは、どういう人なのでしょうか?
プロフィール
- 名前 白久レイエス樹(しろく れいえす たつる)
- 生年月日 1989年生まれ
- 出身地 沖縄県
- 学歴 沖縄工業高等専門学校機械システム工学科 2009年卒業
沖縄工業高等専門学校専攻科機械システム工学コース 2011年卒業
東京大学海洋技術環境学修士課程 2014年修了
2018年~ UCSC Silicon Valley Extension(カリフォルニア大学サンタクルーズ校シリコンバレーキャンパス エクステンションコース)在学中 - 職歴 スケルトニクス株式会社 代表取締役CEO ~2016年
株式会社SUBARU アイサイトの操舵支援制御業務に従事
2018年~ Yanbaru Robotics Inc.設立 - 受賞歴 高専ロボコン2008 九州地区大会優勝 全国大会優勝
2013年度グッドデザイン賞
第17回文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦
ARS ELECTRONICA(アルスエレクトロニカ)2014 文化庁メディア芸術祭派遣
経済産業省 コンテンツ技術イノベーション促進事業「Innovative Technologies 2014」
2013年度未踏IT人材発掘・育成事業スーパークリエータ認定
※受賞歴については、スケルトニクスについてになります。
上記プロフィールは白久さんのサイトを参照いたしました。
スケルトニクスはこんなにいろいろな賞を受賞しているのに、私は見たことがある、程度にしか知りませんでした。
白久さんは小さい頃からロボットが好きで、小学校4年生の頃からハンダ付けをやったり、回路を作っていたと言います。
そんな白久さんを育てたご両親は、どんな方なのでしょうか?
ご両親はどんな人?
お父さんはフィリピン人、お母さんは日本人とフィリピン人のハーフとのことです。
確かに白久さんは美しい顔立ちの方です。
ご両親はお2人とも日本語、英語、タガログ語(フィリピン語)の3ヵ国語が話せるそうです。
私は英語すら話せないのに、3ヵ国語を話せるなんてすごいとしか言いようがありません。
ということは、白久さんも3ヵ国語を話せるのでしょうか?
白久さんは英語は苦手?
白久さんのお母さんは英語の先生だったそうです。
お母さんはなんとか白久さんに英語を教えようとしたそうなのですが、白久さんが断固として拒否したため、断念したとか。
白久さんは聞き取りくらいはできるようなのですが、英語での交渉となると結構苦労されているそうで、仲介人のいない仕事の時は、高専時代の友人を通訳として連れて行ったこともあるそうです。
英語が苦手なのに、ビジネスで海外へ行かれるなんて、私からしたらすごい勇気です。
知らない土地で言葉がわからないことほど、心細いことはないと思います。
その白久さんは現在シリコンバレーで会社を設立され、更にカリフォルニア大学サンタクルーズ校シリコンバレーキャンパスに在学しています。
なぜ、日本を飛び出したのでしょうか?
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白久さんの目指すところは?
モビリティの可能性を追求
スケルトニクス株式会社が目標としていた「エグゾネクス」開発プロジェクトが終了したことで、新たな挑戦をするため会社を辞めた白久さん。
スバルでアイサイトのツーリングアシスト開発、LiDAR(レーザーで物と距離を測定する技術)を使った自動運転車両開発に携わっていたそうです。
その時に衝撃を受けたスタートアップカルチャーをゼロから体感するため、スバルを退職しシリコンバレーに拠点を移したと白久さんのサイトに載っていました。
スタートアップ企業が多いシリコンバレーに行くのが近道だ、と白久さんは考えたのでしょう。
カリフォルニア大学サンタクルーズ校シリコンバレーキャンパス エクステンションコースへ入学
今日から学生。まずは語学から。いつSertificateに移行できるかは努力次第。 pic.twitter.com/z2qemdSH89
— REYES (@shirokunet) 2018年1月22日
カリフォルニア大学サンタクルーズ校シリコンバレーキャンパス エクステンションコースは、下記のような特徴があります。
- 専門コースだけを学べるため1年未満で資格取得が可能
- カリフォルニア大学から認可を得た社会で活躍する講師陣のため、最新情報の取得とネットワークづくりができる
- シリコンバレーの企業での最低1クォーターのインターンあり
- 留学生として働けるOPTに申請可能(エクステンションコース終了後)
白久さんのTwitterを見ると、恐らく英語コースで英語を勉強してから、サーティフィケートコースへ進むのだと思います。
やると決めたら苦手な英語でも自分から勉強できるものなのですね。
元々賢い方なので、その気になれば何でもできるでしょう。羨ましいです。
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Yanbaru Robotics Inc.の設立
TensorFlow上で動くPython向けライブラリKerasを使ったOSS「DonkeyCar」を組んでみた。Raspberry Pi で動くお手軽マシン。まずは簡単なコースでテスト。カメラ画像から最適なハンドル角が計算される。事前にマニュアル運転でデータを取得、モデルはPCでオフライン計算した後、Piにセットしている。 pic.twitter.com/wPD0RVIzH0
— REYES (@shirokunet) 2018年7月10日
Jetson TX2 でリアルタイム道路認識の机上テスト。1280*720で20fps。 pic.twitter.com/iauhw9JvJy
— REYES (@shirokunet) 2018年8月15日
Maze problem by a line following robot. x5. pic.twitter.com/W5I1vm1rVj
— REYES (@shirokunet) 2018年8月17日
迷路系初めてだったから勉強になった。マイクロマウスの人たちはすごいな。苦労したのはロータリエンコーダ無し、時間管理のみで右左折や旋回を実装したこと。
— REYES (@shirokunet) 2018年8月17日
現在は現地スタートアップのプロトタイピング協力と運転支援システムの研究開発をされているようです。
専門的なことはまったくわからないので、上のTwitterから覗いてみていただければと思います。
最後に
今回は「ネクストブレイク」に出演される阿嘉倫大さんと一緒にロボコンで優勝、スケルトニクス株式会社を創業された白久レイエス樹さんについて、調べてみました。
私は乗れるロボットは「ガンダム」のイメージしかなかったのですが、白久さんについて調べたことで、ロボットと言っても「パワードスーツ」を作ろうとしていた、ということがわかりました。
パワードスーツと言えば「アイアンマン」と思われる、というインタビュー記事の意味が、やっとわかりました。
Yanbaru Robotics Inc.は今年設立されたばかりの会社ですが、今後の日本の自動車にどのような影響を与えるのか、また世界の自動車業界にも注目される企業になっていくのか、楽しみになってきました。