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猛暑日が続く中、今年も多くの人が熱中症となり病院へ搬送されています。
今日も午前中から救急車が数台家の近くを通っていきました。
エアコンが苦手な私でも、家の中のむっとしたまとわりつく暑さに朝からエアコンを使わないと居られないほどです。
我が家の2階の弟の部屋にはエアコンがなく、毎年エアコンどうする?と話しているのですが、7月に入ってからのこの暑さに、いよいよ何か対策をしないといけない、ということになりました。
弟は窓エアコンを買うことを考えているようですが、この3連休のあまりの暑さに、とりあえず今をなんとかしよう、と私たちのいる部屋のエアコンの風を隣の弟の部屋へ何とか遅れないか考えました。
2つの部屋は、階段を上がりきって突き当たったところで左右に別れているので、ただ部屋の入口のドアを開けているだけでは風は階段の方へ逃げてしまいます。
急場しのぎですが、私達が考えた隣の部屋へエアコンの風を送る方法をご紹介します。
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階段へ風が流れないようにするために
階段へ冷気が流れないようにするには、単純に塞いでしまえ、と思ったことが発端です。
かといってドアを付けるほどの幅もなく(しかも借家です)、人が行き来できるようにしなくてはいけないため、のれんを突っ張り棒でつるすようなイメージのものを作れないか、と考えました。
緊急で一時的に使うものなので、カーテンのような立派なものを買うのももったいないし、既製品でサイズの合うものを見つける方が大変だと思ったので、できるだけ安くサイズがぴったりになるものを作ろうと思ったのです。
エピソードも踏まえて、作り方をご紹介します。
必要な物
- 突っ張り棒
- 布(重りを乗せる分長めに)
- 重り
- 扇風機
作り方
- 天井から床までの長さ+15㎝前後+縫い代(突っ張り棒を通す部分も考慮)×階段上がり口の幅+縫い代の大きさの布を用意する。
本当はビニール系の布を用意すればよかったのですが、布単価が高めだったので、裏地に使用する布(40円/10cm)と、100円ショップで購入できる厚めの端切れをつなぎ合わせて使用しました。
今思えば、金額が高くてもビニール系の布を買った方が早く作れて効果的でした・・・ - 上は突っ張り棒を通せるように折り返しを多めに取って縫い、左右と下は布がほつれないように縫う。
ビニール系の布なら周りを縫う必要はない?かもしれません。
私はパッチワーク風な作りにしてしまったので、たくさん縫う羽目になってしまいました。
デザインとしてはかわいい?かもしれません。今日家に来た妹が見て、「何これ?かわいい!!」と言ってくれました。
いろいろな素材の布を組み合わせたので、突っ張り棒を通す部分と一番下の部分については厚地の布を使用しました。 - 布に突っ張り棒を通し、階段を上がったところの左右の壁に突っ張り棒を突っ張る
- 床に垂れている布の上に重りを乗せる
私は天井から床までの長さぴったりに作って大満足していました。
が、弟の部屋へ風を送ろうと扇風機のスイッチを入れた瞬間、布がたなびいて全く役に立っていない状態に・・・
縛るための紐を付けようかと思いましたが、その紐を縛りつける場所もなく途方に暮れていたところ、弟が「布を下に下げて、重りを乗せたら?」と妙案を出してくれました。
冷たい空気は下に行くから、上は開いていても大丈夫じゃないか、ということ。
今、家の突っ張り棒の位置は天井から少し下に下がっていますが、もし参考にしてくださる方がいらっしゃるなら、「天井から床までの長さ+15㎝前後」くらいの長さにされることをお勧めします。
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扇風機で風を隣の部屋へ送る
エアコンの風をできる限り階段側へ流れないようにすることができました。
最後に扇風機の風でエアコンのある部屋の入口から隣の部屋へ風を送れば完了です。
エアコンほどすぐに部屋は冷えませんが、過ごせる程度には室温を下げることはできました。
まとめ
3連休の中日は材料集めとカーテン作りで終わってしまいましたが、休日しか日中家にいない弟に、何とか休日を過ごせる程度の環境を整えることができました。
本当にちょっとした工夫ではありましたが、カーテンの階段側はむっとした暑さだったのに対し、カーテンから部屋側は何とか涼しさを保てたように思います。
更に、エアコンで部屋が冷えすぎてしまうことに頭を抱えていた私は、寒さが和らいで一石二鳥でした。
最初はエアコンの部屋の入口に置いてあった扇風機は、直接風にあたった方が涼しいということで、弟の部屋の入口で使うことになり、「これならエアコン買わなくても大丈夫かもしれない」と弟もそこそこ満足しているようでした。
これ以上の暑さになればそうも言っていられないかもしれませんが、今回の試みは成功、と言っていいでしょう。
この暑さなので突然エアコンが壊れてしまい、新しいエアコンが来るまで時間がかかる、ということもあるかもしれません。
そんな時、お役立ていただけたら幸いです。