乳がんの部分切除手術~入院1日目・手術説明~

病院,聴診器,手術説明

入院1日目の全体の流れについては、下記で書きました。

乳がんの手術〜入院1日目〜

ここでは入院1日目の手術説明について、詳しく書きたいと思います。

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先生からの手術説明

病院,手術説明

午後いつになるかわからないと言われていた手術説明でしたが、これから先生が来るというので急いで血圧と身長・体重を測っていると、すぐに先生が来てしまいました。

談話室で待っている母と弟を呼びに行くと、弟がどこかへ行ってしまったと言うので慌てて電話して呼び戻しました。

母がトイレに行きたくなったというので、弟が来る前にと行かせると、弟は思わぬスピードで戻ってきてしまいました。

これ以上先生を待たせるわけにはいかなかったので、母はすぐ戻るからと先に始めてもらうことにしました。

一緒に担当する研修医の先生の紹介が終わって、先生が説明を始めようとした時母が戻って来たので、また紹介からやり直して本題に入りました。

やっと、私の待っていた瞬間が来ました。

ずっと聞きたくて待っていた、なぜ全摘にしないのか、という問いを、納得するまで確認できる時が来たのです。

待っていた質問のラストチャンス

ステンドグラス,光

あらかじめ説明を受けていた手術は部分切除で、癌とわかっているしこりと、そのしこりに連なるようにある3つほどのしこりを摘出。

病理検査で他のしこりに癌が見つかった場合、全摘出を行うとのことでした。

4つ程あるしこりの内、既に1つは癌と決定しているのに、他のしこりが癌じゃない可能性はどの位なのか。

2回手術する位なら、今全摘することがなぜいけないのか。

1度は説明を聞いて納得をしたはずでしたが、日が経つにつれ部分切除にする理由がどんどんわからなくなっていたのです。

まず、先生は書類に沿って転移のない癌であること、手術は部分切除、センチネルリンパ節生検を行い、転移があった場合は腋窩リンパ節郭清を行うこと、手術時間は2時間半から3時間の予定で、出血量は50ml程度だろう、と説明し、手術方法を図に描いてくれました。

不明な点がないか、と確認されたので、私は待ってましたとばかりに、ずっと疑問に思っていたことを聞きました(その前に母が全摘出した方がきれいにできるのではないか、と質問していましたが)。

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先生の回答

道,進むべき方向

先生は困りながらも一生懸命私や母、弟にわかるように細かく説明してくれました。

私の癌は、最初は2センチくらいあったものが日を追うごとにどんどん小さくなっていっていること。

中が壊死して空洞化していて、回りに吸収されてしまっている(壊死したものは癌じゃないので、吸収しても問題ない)ので、小さくなっていっていると思われること。

針生検では癌と診断されたが、マンモグラフィー、超音波、MRIのどの画像を見ても、辛うじてMRIがそれらしく見える以外は明らかに癌と呼べる画像がないこと。

これらを考え合わせると、癌の判定が覆る可能性もないとは言い切れないこと。

だから癌のしこりとそれに関連付く残りのしこりを取って、きちんと検査をしてから結論を出したい、と先生は言いました。

その結果によっては、ほとんどないとは思っているが、治療の相談をすることになる場合があることを付け加えて。

確かに今までそういう話は(もっと省略されていましたが)聞いていて、納得はしていたつもりでしたが、どうしても引っかかっていたことがありました。

「他のしこりに癌が見つかったら、結局は全摘するんですよね?」

と詰め寄る私に、

「それは全部取り切れていないとなった場合です。こちらも2度は手術したくない。だからそのしこりだけで他(しこりの回り)に転移がなければ、それはもう治ったことになります。」

と先生は答えてくれました。

しこりとその周辺を切り取って、それを等間隔に切って検査する断面図も描いてくれました。

乳がんというのは、1ヵ所に見つかったからといって、胸全体に広がるわけではなく、リンパを通って転移していくものとのことで、今の非浸潤の状態で胸の他の部分に転移することはとても考えられないことだと言われました。

私が引っかかっていたことは、完全にクリアになりました。

「納得しました。部分切除でお願いします。」

その後も先生は心配そうでしたが、もう完全に納得したので、母も何か言いたげでしたが、私は押し切りました。

部分切除に納得する前の段階で弟にどう思うか聞いてみたら、「部分切除でいいじゃん。なんで全摘したいのかわからない。」と言われてしまいましたが、それでも自分が納得できるまで聞かずにはいられなかったのです。

通常切除後はドレーンという管を手術箇所に入れて、出てくる液体の状態を見るそうですが、傷がかなり小さくなる見込みなのでドレーンは入れない予定であること、私があまり長く休めないことを考慮して、中は抜糸のいらない溶ける糸でしっかり縫うが、表面は医療用ボンドで留めるので抜糸の必要がないから、通常の抜糸予定日に退院できる見込みであることを説明してくれ、手術説明は終わりました。

そこまで私のことを考えて決めてくれた手術にケチをつけた上、母と2人で長々質問責めにしてしまい、先生には迷惑をかけてしまいましたが、私はようやく納得して手術に臨むことができるようになりました。

手術当日のことについては、次の記事で書いていますので、よろしければご覧ください。

乳がんの手術〜入院2日目・手術当日〜

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