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前回、非浸潤性乳管がんと診断されたことを書きました。
総合病院の再検査で乳がんと診断されてから治療方針を決めるまで告知を受けた後、すぐにMRIの検査を受けることになりました。
今までは検査結果が出るのに時間がかかったり、次の検査まで待つことが多かったのですが、MRIは1週間待たずに検査となりました(この日はちょうど私の誕生日11月30日でした)。
今回は乳がんになって初めて受けたMRIと、手術・入院日を決めるまでについて書きました。
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乳がんになって初めて受けるMRI検査
初めてのMRI検査と造影剤
MRIを受けるのも造影剤を打つのも初めてなので少し緊張して撮影室へ入りました。
検査着に着替え、検査台に上がってうつ伏せになると、右胸だけ出して台の空いている部分に当てはめるように寝ました。
検査の途中で造影剤を投与された時、ちょっと体が熱くなったような気がしましたが、特に気分が悪くなったりなどの体調の変化はありませんでした。
いろんな音が鳴り響く中、気付くとウトウトしてしまっていて、緊張感のカケラもなく検査を終えました。
そこで思い出したのは娘のこと。
頭痛がひどくてMRIを受けた時、うるさくて頭が余計痛くなってしまったのではないかと心配していましたが、娘も途中で寝てしまっていたとのこと。
親子ですね・・・
翌日のMRIの検査結果
翌日再び病院へ行き、MRIの検査結果を聞きました。
MRIの画像を見慣れていないので、どういう状態が癌なのか全くわかりませんでしたが、全体的に小さな白い点のようなものが散らばっていることが気になりました。
疑問を口にすると、先生も私が言う通り、白い点は石灰化している部分で、どれが癌かもわからないような状態だということ。
ただ、こういう人も結構いるということで、私はしこりができやすい体質のようだと言われました。
検査をしたしこりの部分は、初めて検査した時よりだいぶ小さくなっていましたが、これは画像を見ても確実に癌だから、この部分と、そこから外側へ3つあるしこり(このしこりは3つきれいに並んでいるので、先生と二人で当初からだんご三兄弟と呼んでいます)も一緒に取って病理検査に回すとのことでした。
また、センチネルリンパ節を切除して、そちらも検査して転移がないかを確認すると言われました。
それでも全摘出じゃいけないのか聞いてみた
どれが癌かわからないなら、全摘した方が良いのではないかと言うと、私はまだ若いから、部分切除で乳房を温存した方がいい、と先生は言ってくれました。
全部取って再建するより、温存手術の方がいいのか、正直私にはいまだにわかりません。
放射線治療を受けるとはいえ、以前にも書きましたが心配を抱えて生きていくことは嫌だと思う気持ちが捨てきれません。
それでも先生がそう言ってくれるのだから、信じて従おうと思いました。
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手術・入院日を決めるまで
会社との事前調整
入院日を決めるのに仕事を調整する必要があるため、細胞診検査の結果が出た時点で会社の上司には話していました。
仕事のために手術を先延ばしにするなと怒られましたが、非浸潤性なのですぐに転移する癌ではないこと、先生も自分の都合で手術日を決めていいと言ってくれていること、退院後は(私の仕事は事務職のようなものなので)すぐに仕事に復帰していいと言われていることを説明し、どこで休むのが一番いいかを聞きました。
上司はゴールデンウィークを使った方があまり会社を休まなくてすむので、周りに特に説明しなくてもよくなると言ってくれました。
仕事で周りに迷惑をかけるのも嫌でしたが、人にどう話すかを考えると、それも結構な悩みの種でした。
まさかの日程変更
仕事の都合を先生に伝えると、先生もゴールデンウィークでいいと言ってくれたので、MRIの結果が出た後再度上司にも日程の確認を取ってから、電話で正式に予約をしました。
すると予約を受けてくれた看護師さんに、5月1日は病院がお休みのため手術は行わない、手術の曜日も決まっているので、4月末から入院して5月始めの手術は無理だと言われました。
先生には大丈夫だと言われたと説明しましたが、ダメなものはダメでした。
・・・先生、どういうことでしょうか・・・
看護師さんは親身になってくれ、4月25日に入院すればゴールデンウィークには退院できるからどうかと言ってくれました。
まだ半年近くも先の話だから、とりあえず予約をしておいて、日程の変更があったらまた連絡をくれれば予約の変更もできるから、と言われ、そうすることにしました。
上司に話して病院から提案された日程で手術をすることに決まり、手術の1ヵ月前に予約した入院前検査まで、約4ヵ月何事もなく普通の生活をしていました。
この続きは次で書いていますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
乳がんの手術入院前検査