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40歳になった頃から、体力がものすごく落ちたことを実感するようになりました。
風邪も治りにくくなったし、特に昨年(2017年)は、厄年ということもあってか体の不調が多い年でした。
その年も終わりに近づいた頃、とどめのようにしこりは見つかりました。
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不安のあった20代~30代
初めて乳がんを疑った20代始め
初めて乳がんの検査を受けたのは20代の始めでした。もう20年ほど前のことです。
しこりではないですが右胸の内側の上の部分が硬くなって痛みがあったので、恐る恐る総合病院へ行きました。
その時は外科へ行くとは知らず産婦人科でずっと待っていて、診察の順番が来てから乳がんの検査は外科だと教えられました。
順番ができるだけ早くなるよう外科の窓口には話してくれたそうですが、外科へ行っても結構待ちました。
検査を待つことはどう表現していいかわからないほどの不安と恐怖と緊張で、もう帰ってしまおうかと何度思ったかわかりません。
若いと乳腺が発達していてマンモグラフィーでは判断しにくいとのことで超音波検査を受けました。
結果は、水が溜まっているように見えるから、問題はないとのことでした。
生理が来るとその部分の硬さもなくなり痛みも消えましたが、また生理が近くなると同じような症状になるので、これは仕方がないことなんだと思うようになりました。
乳がん検診での再検査を受けなかった30代
30代になり、しこりのようなものを左胸に見つけました。
ちょうど会社の健康診断があったので、マンモグラフィー検査を受けました。
再検査を受けるよう言われましたが、触診等でたぶん大丈夫だよ、と言われたこととはっきりさせることが怖かったこともあり、仕事が忙しいことを言い訳にその時は検査を受けませんでした。
しこりと思われたものはしばらくすると消えていて、以前と同じように生理前になると出てくるような感じだったので、きちんとした検査も受けずきっと大丈夫だろうと勝手に思ってそのままにしていました。
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41歳で見つかったしこり
なかなか見つからない検診先の病院
2017年の9月の終わりでした。
そのしこりに気付いたのは夕食後にちょっと横になった時。ブラジャーのワイヤーが当たってあまりの痛さにびっくりして飛び起きました。
慌てて触ってみると、右胸の下、ちょうどワイヤーのすぐ上の辺りがボコッと腫れていて、3センチ位のしこりのようなものがありました。
「何これ・・・」
思わず声に出てしまいました。
1年前に会社の健康診断で超音波検査を受けた時には異常なしの診断だったので、まさかそんなに大きなしこりがあるなんて思いもしていなかったのです。
ただ事ではない、と思った私は、インターネットで乳がん検診をしてくれる病院を探しました。
近所で一番評価の良かった病院へ電話をかけて予約を入れようとしたところ、1ヵ月半は予約がいっぱいだと言われました。
検診を受ける人がそんなにも多いということに驚きましたが、さすがに1ヵ月半も待てないと思い、総合病院へ電話をかけて相談しました。
紹介状がない状態で診察の予約をしても、予約ができるのはずっと先の日になってしまうので、先に個人の病院で診てもらい紹介状をもらった方が優先的に診てもらえるとアドバイスをしてくれました。
病院も2つ紹介してくれ、一番早く診てもらえる病院へ予約を入れました。
初めて受けた細胞診検査
約1週間後、超音波、マンモグラフィーの検査と、細胞診検査を受けました。
細胞診検査では、特に麻酔等はせず、チューブにつながっている注射針みたいなものをしこりに刺し、リールを巻くような動作で吸引をしていました。
検査の結果は1週間後に出るので、電話で結果が出ているかを確認してから来るように言われました。
先生は「(今までの経験上)大丈夫だと思うよ」としきりに言っていました。
今思うと安心させようと言っていてくれたのかな、とも思えます。
1週間後検査結果を聞きに行くと、「(癌かそうじゃないか)どちらかわからない」という診断でした。
診断は、1:癌じゃない、2:癌ではないだろう、3:どちらか判別がつかない、4:癌が疑わしい、5:癌である、の5段階があり、私の診断は「3」だったそうです。
紹介状を書いてもらい、病院の受付から総合病院へ検査の予約を入れました。予約ができたのは2週間ほど先でした。
もし乳がんだったら、そんなに先の予約で大丈夫なのだろうか、という不安はありましたが、それまでの間、落ち着かない毎日を過ごしました。
続きは次の記事で書いていますので、よろしければご覧ください。
総合病院の再検査で乳がんと診断されてから治療方針を決めるまで