乳がんの手術前にどうしても行きたかった温泉

温泉

乳がんと告知されたことで、今までの人生を振り返り、今後の生き方を考えなければいけない時期が来たと感じていました。

その中で自分が乳がんを告知された時、どうしてそれほどショックを受けなかったのかを考え、前回はその理由を書きました。

1本の木,父の姿
乳がんと告知されてもショックを受けなかった理由

今回は、手術前に行っておかなきゃ、と思った温泉に行った時のことを書いています。

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どうして温泉なのか

遠い海を眺める女性

乳がんとわかって手術前にやらなきゃ、と思ったことに温泉に行くことがありました。

部分切除の手術を受けるので、胸が変形してしまうのは避けられません。

どんな状態になるかは想像もつきませんが、きっと人前で裸になることはもうできないと思いました。

今は温泉用の入浴着などがあるようですが、それを着けて温泉に行くのはかなり勇気が必要です。

だからその前に娘と一緒に温泉に行きたいと思ったのです。

私の母がまだ糖尿病で心臓を患う前は、よく3人で温泉に行っていました。

娘が小さい時は、ゆっくり温泉に浸かることもできず、次から次へと違うところへ入りに行ってしまう娘を追いかけて、なかなか温まらなかったことは楽しい思い出です。

遠出することはなかなかできないため、引っ越す前に住んでいた家の近所に新しくオープンした、前々から行きたいと話していた温泉へ行くことにしました。

温泉の準備

タオル,バスセット

あまりに久しぶりに行くので、温泉セット(カゴにシャンプー、トリートメント、洗顔用石鹸他を入れます)を持って行くことすら忘れていて、慌ててカゴ探しから始めたりと、まるで旅行の準備のようにバタバタといろいろ言い合いながら用意をして出かけました。

温泉に着いてから櫛を忘れたことに気が付き、あーっ、なんで持ってこないの、とお互いを軽く責めつつ笑いながら洗い場へ向かいました。

温泉での出来事

温泉,サル

子供のようにはしゃいで入った温泉

洗い場は1つ1つパーテーションがあって一緒に使っているシャンプーなどは渡しにくかったので、2人の間のパーテーションの手前に置いて使いました。

ボディソープは温泉にあるものを使ったのですが、隣とは違うボディソープが置いてあったので、娘が匂いで気に入った、娘の方に置いてあるものを2人で使いました。

ただ体を洗うだけでもなんだか楽しくて、妙にはしゃいでしまいました。

洗い終わってまず一番近くにあったお湯に入りました。

温泉の効能を見ると、含よう素ナトリウム・カルシウム塩化物温泉となっており、自律神経や関節痛、神経痛、ストレスやうつ状態にも良いと書いてあり、私たちにちょうど良いと思いました。

今の娘は長湯で、一度入るとゆっくりしているので、むしろ私の方が違うお湯に入ろうと促すくらいでした。

小さい子供の頃と違い、移動したくても言い出せなかったのかもしれませんが。

次に炭酸泉に入りました。

血行が良くなるので、ひどい冷え性とも言われている娘にはまたこのお湯もぴったりだと思いました。

お湯の出ているところに近づいてそのシュワシュワ感を楽しみながら、娘も肌に小さな泡がいっぱい付いているのを見て面白がっていました。

だいぶ温まったので、露天風呂の方へ行きました。

大画面にお笑い番組が流れていて、それを観ながら少しゆっくりしました。

体を半分ほど出して温泉に浸かっている娘を見て、もう少し入らないと風邪引いちゃうよ、と言ったのですが、今思い返すとその時にはもう調子が悪かったのだろうと思います。

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のぼせた?娘の体調不良

しばらくしてジャグジーなどに入って、2人とも苦手なサウナと冷水風呂以外の全部の温泉に入り終わった後、娘がもう限界と言うので上がることにしました。

上がって体を拭いている時、娘がその場にへたり込みました。のぼせてしまったようでした。

合間に水も飲んだり調節していたようでしたが、今までずっと体調が悪かったのに、急に昔のように温泉に入ることは無理だったのかもしれません。

急いで飲み物を飲ませ、体を拭くのも体に少し触れるのも辛かったようで嫌がりましたが、なんとか拭いて最低限服を着せると、側のベンチに座らせました。

休ませてる間に私も髪を乾かしたりと用意を済ませベンチに戻ると、娘は荷物をまとめて待っていました。

髪の毛を乾かしてあげようとしましたが、本人が嫌がったのでやめました。

まだ3月も始まったばかりで、夜はまだ寒い時期なので風邪を引いてしまうと言ったのですが、辛そうなので諦めました。

アイスでも食べようと言って食堂へ行ったのですが、営業時間を過ぎてしまっていたので、仕方なくジュースを買ってベンチで飲みました。

娘の体調も落ち着いたようで、帰ろうと言うので家に帰りました。

温泉へ行った翌日

目覚まし時計,モーニングコーヒー

普通の体調と違うのに、昔のように温泉に入ってしまったことを後悔していたのですが、いつもは体調が悪いとお昼過ぎまで寝ている娘が翌日8時過ぎに自分で起きてきました。

こちらがびっくりしていると、「なんかすっきりして目が覚めた」と娘も少し嬉しそうでした。

冷え性がひどく血行の悪かったところへ温泉に行って、急激に血行が良くなったことで一度は具合も悪くなりましたが、体にとっては良かったのでしょう。

これから頻繁に温泉に連れて行こう!!と、思ったのですが・・・入浴着を着けて温泉に入るには心の準備が必要です。

今回は、乳がんの手術で自分の胸が変形したり傷跡が付く前に温泉に行きたいと思った気持ちと、温泉での出来事を記録として書きました。

次回は一度部分切除にすると決めたものの、やっぱり全摘出した方がいいんじゃないか、と葛藤している気持ちを書いています。

乳がんの手術は部分切除か全摘出か

よろしければご覧ください。

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