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女子バレーボール全日本の黒後愛さん。
そのかわいさと新エースとしての実力も注目されています。
黒後さんを見ていると思い出されるのは前エースの木村沙織さんなのですが、黒後さん自身も木村さんに憧れているんですよね!
今回は黒後さんのエースとしての素質と木村沙織さんに似ているところを調べてみました。
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黒後愛さんのプロフィール
【火の鳥】本日6/14(木)は、2018年度全日本女子チーム登録メンバー 黒後愛選手の誕生日です。アイ選手、おめでとうございます!#火の鳥NIPPON #バレーボール🏐#HappyBirthday🎉 pic.twitter.com/HBuoHKzf0U
— 公益財団法人日本バレーボール協会 (@JVA_Volleyball) 2018年6月14日
- 名前 黒後 愛(くろご あい)
- 生年月日 1998年6月14日
- 出身地 栃木県
- 身長 180cm
- ポジション アウトサイドヒッター
- 所属 東レアローズ
黒後さんはバレーボールをしていたお姉さんの影響で、小学3年生でバレーを始めています。
宇都宮市立横川西小学校と母の知人がコーチを務めるクラブ「サンダース」と2つのチームに通っていたというので、小学生の頃からバレーボール1色とと言ってもいい良い生活です。
中学は伯父の昭さんがバレーボールのコーチを務める若松原中学校へ進学し、全日本中学選抜や栃木県中学選抜に選出され、3年の時に優秀選手に選ばれています。
部は関東中学バレーボール大会への出場が最高だったのに、選抜選手に選ばれるなんて、当時からかなり注目されていた選手なんですね!
高校は憧れの木村沙織さんが通っていたバレーの名門・下北沢成徳高校へ進学します。
2年生の時に全日本ユース代表に選出され、第14回世界ユース女子選手権大会でベストサーバーに選ばれ、春高バレーでは優勝、最優秀選手賞に輝きました。
3年生では第65回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会で若鷲賞(最優秀新人賞)に輝きます。
全日本ジュニア代表として出場した第18回アジアジュニア女子選手権大会(U-19)では準優勝。
下北沢成徳高校は国体では準優勝だったものの、インターハイ・春高バレーでは優勝し、黒後さんは春高バレーで2年連続最優秀選手賞に選ばれました。
2017年に木村さんが所属していたVリーグの東レアローズに入団すると、V・プレミアリーグ開幕戦に先発メンバーで出場し、最優秀新人賞に選ばれます。
また全日本のメンバーにも選出され、第19回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)では銅メダルを獲得しました。
見れば見るほど黒後さんはすごい選手で、これだけ見てもエースの素質十分だと私は思っています。
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黒後愛さんのエースの素質①バレー一家のところも木村沙織さんに似てる!?
※2枚めに黒後さんと木村さんのツーショットがあります!
黒後さんの父・洋さんは宇都宮大学教授で、宇都宮大学バレー部を一部に昇格させた名将と言われています。
また母・裕子さんもバレー経験者、黒後さんがバレーボールを始めるきっかけとなった5歳年上のお姉さんも春高バレーに出場していたそうです。
先述した伯父・昭さんもバレーのコーチをしているなど、紛れもないバレー一家です。
木村沙織さんは両親がバレーの経験者で、妹の木村美里さんも下北沢成徳高校・東レアローズで選手として活躍していました。
木村さんもまたバレー一家なんですね。
バレー一家であることが素質とは言えませんが、素質を育む環境だった、と言うことはできると思っています。
黒後愛さんのエースの素質②経歴も木村沙織さんに似てる!?
黒後さんは、木村さんに憧れて下北沢成徳高校、東レアローズへ入っています。
似ているというよりも黒後さんが追いかけているので、ここについては似ているのは当然と言えます。
木村さんは高校2年生の時春高バレー・全国私学大会で優勝、インターハイ後に全日本の強化合宿に招集され、アジア選手権、ワールドカップに出場しています。
3年生でアテネオリンピック最終予選で全日本代表に招集されると、木村さんは日本のオリンピック出場に大きく貢献しました。
その後は腰痛に苦しみアテネオリンピックはほとんど出場できませんでしたが、東レアローズへ入団すると女子ジュニア世界選手権U-20に全試合でレギュラー出場し得点王に輝き、アジア選手権ではエースとして活躍。
Vリーグでは新人賞に選ばれました。
細かく見てしまうと黒後さんと木村さんは違う点も多くあるのですが、高校2年生で全日本代表(黒後さんはユース)に選ばれていること、春高バレーで優勝、ベストサーバー賞受賞(木村さんはアジア選手権で2回、トリノ国際大会で1回)、Vリーグで新人賞受賞などの共通点もあります。
黒後さんと木村さんの経歴も似ている、と言っても間違いではないのかなと思います。
エースの貫禄十分な経歴ですよね。
黒後愛さんのエースの素質③プレースタイルも木村沙織さんに似てる!?
ベストサーバーに選ばれていることから見ても、黒後さんと木村さんはサーブも得意としています。
また、木村さんは小学生の頃にレシーブの練習を数多くこなし、黒後さんは6年生の時にバックセンサーとしてサーブレシーブを担当していた経験が活かされ、2人ともサーブレシーブを担当しています。
スパイカーであることはもちろんのこと、そのオールラウンダーぶりも木村さんとよく似ています。
試合を観戦していると、黒後さんの姿に木村さんの姿が重なる人も多いのではないかと思います。
木村沙織さん=エースとするなら、その木村さんにプレースタイルが似ている黒後さんもまたエースと呼べるのではないでしょうか。
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中田久美監督が語る黒後愛さんのエースの素質とは!
ベスト6を受賞させてもらいました‼︎なんと9回目‼︎チームメイト、スタッフ、家族、サポートしてくれる方々のおかげです。ありがとうございます‼︎
写真は新人賞受賞の黒後愛ちゃんと(^^) pic.twitter.com/L8SoFQDTjL— 荒木絵里香 (@erichina11) 2018年3月17日
中田久美監督は、黒後さんのエースの素質について次のように語っています。
「日本のエースって、(中国の)朱婷や、(セルビアのティヤナ)ボシュコビッチのように圧倒的な攻撃力があるわけではないし、求められるのはそこじゃない。むしろ大切なのはサーブレシーブができることだったり、勝負強さ。いかにチームを勝たせられる力があるか、だと思うんです。そういう点から考えると、そこは黒後が一番かな、と。まだ波はあるけれど、反応は早いし、やろうと思えば一番力を発揮するタイプ。技術だけじゃなく、沸騰点というか、爆発して、何かを越えたところの力は一番ある選手だと思います」
引用元:Yahoo! みんなの2020
更に攻守のバランスに長けたオールラウンダーであることも、中田監督は高く評価しています。
それでも黒後さんは自身のことを「まだ何もしていない」「まだまだ至らない」と思っています。
その謙虚な姿勢から、黒後さんは今まで以上にこれから努力していく人だとわかります。
どこまでもチームの勝ちにこだわり、自分も成長し続ける人である黒後さんだからこそ、エースと呼ばれる素質を兼ね備えた人だと思います。
黒後愛さんの後輩・石井真佑さんと舟根綾菜さんの記事はこちら
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まとめ
今回は黒後さんのエースの素質と木村沙織さんに似ているところについて調べました。
経歴もそうですが、バレー一家のところやプレースタイルも木村さんに似ていました。
木村沙織に憧れている黒後さんですが、今ではエースを担う人に成長しています。
これからの日本の女子バレー、楽しみで仕方ありません!!