この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売上の一部が還元されることがあります。
塩竈市杉村惇美術館は日本三景松島の隣に位置する塩竈市にある、静物画の巨匠故杉村惇画伯の作品を取り扱う美術館です。
美術館だけでなく公民館としても機能しており、また若い才能を発掘・育てるようなイベントや企画展も催しています。
ここではそんな塩竃市杉村惇美術館のおすすめの利用方法やアクセス、駐車場情報についてお伝えします。
スポンサーリンク
塩竈市杉村惇美術館の大講堂が素敵!おすすめの利用方法!
美術館を紹介する際に必ずと言っていいほど取り上げられる大講堂は、「木骨編板(集成材)構造」という珍しい作りが特徴です。
実際に足を踏み入れると、ドアのきぃきぃ閉まる音やそこにいる人の物音や声がよく響く大空間であるのに驚かれると思います。
この音の反響の良さを活かして、ここでは様々なアーティストや劇団が公演を行ってきました。
例えば2019年12月には「Dragon Ash」のATSUSHIさん企画の踊りと音のセッション「踊りと音 ODORI to OTO」が行われました。
2020年1月12日にも「寺尾紗穂」さんというアーティストによるライブも行われるようですので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
【1/12】貸館「寺尾紗穂 杉村惇美術館大講堂公演2020」15時半開場/16時開演・料金:予約3000円/当日3500円
中学生以下無料/学生・障がい者(介助者無料)・学生以外の20歳以下1,500円☆ご予約時、寺尾さんに演奏してほしい3曲を教えて下さい。リクエスト上位10曲を演奏https://t.co/0xDf91vvyS pic.twitter.com/yc16dhtAD9— 塩竈市杉村惇美術館 (@SugimuraJMuseum) January 5, 2020
もちろん一般の方も利用することができ、よく地元の方が健康体操のサークルやイベントの際に使用しています。
やはり音の響きがよい大空間ですので、ダンスの練習やサークル、町内会などでのお祭りなどに利用するのもおすすめです。
ただ有料事業の場合は施設に要相談となっていますのでご注意ください。
スポンサーリンク
塩竈市杉村惇美術館のその他の施設の利用方法
大講堂以外の部屋も借りることができるのですが、まずご紹介するのは市民ギャラリー。
企画展の際はこの部屋が使用されるのですが、その期間以外であれば一般の方も使用料を払って利用することができます。
この展示室もまたレトロな窓枠や扉、壁など作り自体は歴史を感じさせるものとなっていますが、その空間が白く塗られることでギャラリーとしてふさわしいものとなっています。
こちらではよく自主企画の個展やグループ展が開かれていますが、なんといっても作品がとても映える空間なので、作品それ自体の魅力も上がっているように感じます。
またその隣にあるサロン、こちらは無料でだれでも利用することができる、いわば休憩所のようなものです。
「まちと記憶と映画館」@塩竈市杉村惇美術館。本日のプログラムは、盛岡から映画看板制作の現役を務める小笠原正治さんをお迎えしてのトーク。美術館2階のサロンは超満員。楽しいお話が続いています🎥 pic.twitter.com/uhIHtSwc1J
— lonely audience (@fishy1038) May 6, 2017
旧塩竈市公民館
1階はまさしく公民館利用(民謡が聞こえる)
2階は杉村惇美術館とギャラリー貸出しスペース
あとサロンサロンで寛ぎすぎて眠い pic.twitter.com/5qBS3POUNM
— oike (@oitam3) September 15, 2019
使われている椅子やテーブルも歴史を感じさせる趣のあるものであり、静かなBGMの流れる空間でほっと一息つくのがおすすめです。
平日であれば美術館自体もゆったりとしてるので、塩竈の千賀の浦の景色を眺めながら考え事…というのにもぴったりです。
またこちらではDMやチラシも設置されていて情報コーナーとしても利用できます。
上記2つはどちらも二階にありますが、1階の廊下や中庭もなかなか雰囲気があります。
大講堂に向かう際に通る廊下は、どこか懐かしい古い小学校に戻ったような雰囲気があり、歩いてみればどこか懐かしい感情が沸き上がるのは私だけではないはず。
廊下にはこれまた使い古されたような、学校の音楽室においてあるような長椅子が置かれていて、晴れた日にはそこから中庭を眺める、なんていう過ごし方もいいですね。
日本人であればどこか懐かしく感じる、そんな空間がこの美術館にはそこかしこにあります。
- 市民ギャラリー(企画展示室)は自主企画の展覧会の会場として利用するのがオススメ
- 廊下や中庭、サロンは静かな空間で考え事したいとき、ホッと一息つきたいときにおすすめ
スポンサーリンク
塩竈市杉村惇美術館へのアクセス方法・駐車場・料金・営業時間
ここまで美術館の様々な魅力をお伝えしてきましたが、さてどのようにアクセスしたらよいのでしょうか。
塩竃市杉村惇美術館へは仙台駅からJR仙石線に乗って本塩釜駅で降りましょう。
そこから約10分、ジェラート屋さんや古旅館カフェなどを通り過ぎて、最後に坂道を上った先にその美術館はあります。
車の場合は美術館に来るまでに一通の道がありますので、よく標識に注意してお越しください。
美術館には無料の駐車場(15台ほど)がありますが、狭いので運転に自信のない方は少し歩いたところにあるタイムズの駐車場も利用できます。
ここは提携駐車場で、美術館を利用する人であればサービス券をもらうことができます。
美術館の常設展の料金ですが、なんと大人1人200円です。
企画展が開催されている際はまた別料金になりますのでお気を付けください。
美術館の開館時間は10時から5時(4時半最終入館)ですが、公民館は9時から21時まで開いています。
- 一般 200円(160円)
- 高校生 100円(80円)
- 中学生以下 無料
※カッコ内は20名以上の団体料金
※特別展示の観覧料は展覧会ごとに異なります
※メンバーシップ会員カードを提示された方は常設展示が無料になります。
※各種障がい者手帳を提示された方は常設展示が免除されます。また、身体・精神2級以上と療育手帳の介護者1名も常設展示が免除されます。特別展示の免除は展覧会ごとに異なります。
引用元:塩竈市杉村惇美術館
- 住所 〒985-0052 宮城県塩竈市本町8-1
- TEL 022-362-2555
- FAX 022-794-8873
- Mail sugimurajun-museum@shiomo.jp
- 営業時間 美術館:午前10時~午後5時(入館受付は午後4時30分まで)
公民館:午前9時~午後9時 - 休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日。
但しGW等の長期連休の場合は除く)
年末年始(12月28日〜1月4日) - アクセス 本塩釜駅(JR仙石線)から徒歩10分 【時刻表】
※本塩釜駅からの徒歩ルート
塩釜駅(JR東北本線)から徒歩20分 【時刻表】 - 駐車場 15台
※美術館鑑賞券をお持ちの方はタイムズ24(提携駐車場)のサービス券があります
※大型車両でご来館の場合、事前にお問い合わせください
塩竈市杉村惇美術館の利用方法・アクセス方法のまとめ
塩竈市杉村惇美術館は人や情報が緩やかに集まり反応する場所です。
その建物自体が魅力的であり、どこか忘れていた懐かしい気持ちを思い起こさせてくれます。
塩竈市の中心に位置し、公共交通機関でも車でもアクセスしやすい場所ですので、宮城に旅行に来た際にはこちらにもぜひ立ち寄ってみてください。