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女優・市原悦子さん(82歳)が、2019年1月12日に心不全で亡くなりました。
市原さんのことは、私はまんが日本昔ばなしから知っている女優さんで、最近もサスペンス好きな母が見ているドラマを一緒に見ていました。
昨年から日本を代表する俳優さん・女優さんが亡くなられていて、市原さんまで亡くなるなんて・・・とショックを隠せません。
今回は、市原悦子さんのご家族やこれまでの病状や代表作についてまとめてみました。
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市原悦子さんのプロフィール
市原悦子が82歳で死去、「家政婦は見た!」「まんが日本昔ばなし」など出演https://t.co/2gmOLV4RKl pic.twitter.com/3SjY9qnOcS
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2019年1月13日
- 名前 市原 悦子(いちはら えつこ)
- 本名 塩見 悦子(しおみ えつこ)
- 生年月日 1936年1月24日
- 出身地 千葉県千葉市
- 血液型 A型
- 学歴 早稲田大学第二文学部演劇専修 卒業
- 趣味 麻雀、旅行、散歩
- 所属 ワンダー・プロダクション
市原さんはWikipediaによると、大学卒業後、富士銀行の行員をされていたそうです。
その後俳優座の養成所に進み、1957年に俳優座に入団し、「りこうなお嫁さん」でデビューします。
その年に新劇新人推賞を受賞し、その後も数々の賞を受賞、「俳優座が生んだ三大新劇女優」の1人とされています。
2011年には福島原発事故を受け、「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」の呼びかけ人を務めるなど、女優・声優以外の活動もされていました。
私にとって親しみのある女優さんで、いつでもTVで見られるイメージがあるので、もういらっしゃらないということに全く実感がありません。
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市原悦子さんの家族構成
市原悦子さんは、俳優座の同期だった演出家の塩見哲さんと1961年に結婚しています。
おしどり夫婦と知られていましたが、ご主人の塩見さんは2014年4月21日に肺炎のため亡くなっており、市原さんのショックは大変なものだったそうです。
後述しますが、市原さんがS状結腸腫瘍手術を受けた時も、ご主人が支えていたそうです。
お子さんには恵まれなかったそうで、市原さんはご主人の塩見さんが亡くなってから、お1人で暮らしていらっしゃったんですね。
市原悦子さんの現在までの病状
市原さんは2012年1月に、S状結腸腫瘍で入院・手術されていました。
健康診断で見つかったということで、生死に関わる病状ではなかったそうですが、山田洋次監督の映画「東京家族」を降板することになってしまいました。
2017年1月には自己免疫性脊髄炎で入院しています。
2016年11月初旬に体調不良で入院していて、検査の結果入院治療が必要となったそうです。
昨年の大河ドラマ「西郷どん」のナレーションで復帰の予定でしたが、体調を考慮して降板しています。
西郷どんは主演に内定していた堤真一さんが降板したり、幾島役で出演予定の斉藤由貴さんが辞退、島津斉彬役の渡辺謙さんが降板の危機などがありましたが、主演した鈴木亮平さんの好演も光り、市原さんはホッとしたのではないでしょうか。
2018年3月にNHKの「おやすみ日本 眠いいね!」のナレーションで復帰していましたが、盲腸で入院したと報道されてすぐ心不全で亡くなったと聞くなんて、驚かれた方は多いと思います。
ご高齢ということもあり、もしかしたら体が完全に回復していない状態で復帰して、体に無理をかけてしまったのかもしれません。
でも、最後まで女優として生き続けた市原さんを、私はかっこいいとも思っています。
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市原悦子さんの代表作
市原さんが亡くなったと知った時、私がすぐに思い出した市原さんの代表作は「まんが日本昔ばなし」と「家政婦は見た!」でした。
その他にも出演されているドラマ・映画など数多くあるのですが、私が思う代表的な作品をまとめてみました。
ドラマ
おばさんデカ桜乙女の事件帖のファイナルに合わせて描いた過去絵を、このタイミングで上げる。
市原悦子さんといえば、家政婦に次いで乙女さんが好きでした。 pic.twitter.com/EcbwjlqBqZ— なか📺📻🎞 (@nakatae_40) 2019年1月13日
家政婦は見た!
市原さんと言えば「家政婦は見た!」ですよね。
え、そんな所にいたら見つかっちゃうよ!!とか、それはダメだよ!!と思いながら、ヒヤヒヤして見ていたように思います。
大女優なのに、こういう家政婦さんいそう、と思わせる演技力、というより家政婦さんにしか見えないところが本当にすごいと思っています。
おばさんデカ 桜乙女の事件帖シリーズ
「おばさんデカ 桜乙女の事件帖」シリーズもおもしろいドラマでした。
旦那さん役の蛭子能収さんとのやりとりに、いつも和んでいました。
市原さんのドラマの中で、私が1番好きな作品です。
弁護士高見沢響子シリーズ
この「弁護士高見沢響子」シリーズもよく見ていました。
内容までは思い出せないのですが、優秀な弁護士で、亡くなった弁護士だった旦那さんを今でも愛しているような、そういう役だったように思います。
この作品ももう一度見たいと思っています。
映画
黒い雨
映画「黒い雨」は、井伏鱒二さんの小説「黒い雨」が映画化された作品です。
市原さんはこの映画で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞しています。
この映画は日本アカデミー賞で最優秀作品賞や田中好子さんが最優秀主演女優賞を受賞するなど、数多くの賞を受賞しました。
しゃぼん玉
市原さんが最後に出演した映画です。
乃南アサさんの小説が映画化された作品で、主演は林遣都さんが務めています。
親の愛情を知らずに育った伊豆見翔人は、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、その逃亡中に怪我を負った老婆のスマ(市原さん)を助けたことで、少しずつ変わっていくというストーリーです。
病気療養中で舞台挨拶を欠席していた市原さんでしたが、生声メッセージを届け、林さんは嬉しくて泣いてしまったようです。
声優としての代表作
【市原さん死去 昔ばなしの秘話】https://t.co/ICCywkTUdj
市原悦子さんは1975年から94年まで、アニメ番組「まんが日本昔ばなし」の声優を担当、2015年には終了秘話を明かしていた。訃報を受け、ネットでは悲しみの声。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年1月13日
まんが日本昔ばなし
「まんが日本昔ばなし」「は私が生まれた年から始まっていたんですね。
少し前までケーブルテレビで放送されていたのを、私の甥っ子は録画させてまで見ているほど好きでした。
きっとこれからも子どもたちが見ていく、成長していくために欠かせないアニメだと思っています。
君の名は。
「君の名は。」は、新海誠監督が手掛けた2016年のアニメーション映画で、数々の賞を受賞したほか、世界での興行収入は日本映画の歴代1位となり、爆発的な大ヒットとなりました。
市原さんは主人公の1人:宮水三葉の祖母一葉の声を担当しています。
この作品を市原さんの代表作としていいかはわかりませんが、この作品は私も見てかなり泣いた印象深い作品なので、あえて上げさせていただきました。
市原悦子さんはLINEスタンプも出していた
女優・市原悦子さん死去 享年82歳「家政婦は見た!」『君の名は。』など #訃報 https://t.co/N3tSfaTJz7
— シネマトゥデイ (@cinematoday) 2019年1月13日
市原さんがLINEスタンプを出していることは、今まで知りませんでした。
「市原悦子は見た!」「市原悦子の癒しボイススタンプ」「市原悦子 お母さんフレーズ集」という3種類のスタンプがあります。
ボイススタンプは完全撮りおろしというので、聞いてみたら本当に市原さんの声だ!!(当たり前ですが)と感動しました。
購入しなくてもスタンプをクリック(タップ)すると市原さんの声を聞くことができるので、ぜひ聞いてみてください!!
最後に
あの声、あの語りがなければ、アニメ『まんが日本昔ばなし』は成立し得なかったのです。
市原悦子さんと常田富士男さんの功績は永遠です。
ありがとうございました。#きつねがわらった #池原昭治 #市原悦子 pic.twitter.com/ahpkcGZmav— 【公式】童絵作家・池原昭治 (@ikehara_nana) 2019年1月13日
今回は、市原悦子さんのご家族や病状、代表作などについて調べてみました。
代表作として上げている作品は、私が個人的に選んでいるので、もっと代表作と呼べる作品があるかもしれませんが、お許しください。
市原さんはドラマや映画だけじゃなく、CMやバラエティなどにも出演され、幅広く活躍されていました。
葬儀は1月18日に塩見家とワンダー・プロダクションで合同葬儀を行うそうです。
最後になりますが、市原さんのご冥福を心よりお祈りいたします。