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2018年終わりのNHK紅白歌合戦に急遽出場を決めた米津玄師さん。
その舞台となった徳島県鳴門市の大塚国際美術館には、連日ファンが訪れて大賑わいということです!!
絶大な人気を誇る米津さんは、自分が病気だということを公表していらっしゃいました。
今回は米津玄師さんがかかっていると疑われる難病・マルファン症候群と、ご自身が公表している高機能自閉症とうつ病について、調べてみました。
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米津玄師さんにマルファン症候群の疑い!?
米津玄師さんが難病の「マルファン症候群」ではないか、と言われるようになったのは、Twitterで検査を受けるようにファンから言われたことを、米津さん自身がインタビューなどで話されているからです。
ご自身も調べてみて、自分はそうだったんだ、と思ったようでした。
米津さんは本当にマルファン症候群なのでしょうか?
マルファン症候群とはどんな病気?
では、難病・マルファン症候群とはどんな病気なのでしょうか?
マルファン症候群とは、常染色体優性遺伝性の結合織疾患で、身体の骨組みとなる結合組織と呼ばれる部分に先天的な異常があり、全身各種臓器に種々の合併症をきたす病気です。
“マルファン症候群” Medical Note
およそ8割は遺伝により発症しているそうです。
日本には推定で約2万人ほどの患者さんがいるとされていますが、自分の病気に気づかず健康障害を引き起こすような生活を送っていて、突然死につながることもあるようです。
- 骨格・・・高身長・細く長い指・背骨が曲がる・胸の変形など
- 眼・・・水晶体(レンズ)がずれる・強い近視など
- 心臓血管・・・動脈がこぶのようにふくらみ、裂けるなど
参照元:難病情報センター
よく痩せている男性に多い気胸も、マルファン症候群の症状の1つにあるようです。
また関節が過剰に柔らかかったり、皮膚に妊娠線のようなものが生じる場合もあるそうです。
上記のような特徴的な症状が全員に現れるわけではないので、症状に気が付きにくいんですね。
日常生活では、血圧の上がるような激しい運動や喫煙、女性の場合出産などに注意が必要になります。
以前は大動脈解離が起こってから病気に気付く事が多かったようですが、現在は薬での治療や予防的に手術を受けることで、高齢になっても元気に過ごされる方が増えてきていると言います。
ご両親にマルファン症候群の方がいらっしゃったり、症状に当てはまるところがある方は、一度検査を受けておかれた方が良いと思います。
米津さんはマルファン症候群なの?
米津さんは検査結果について話されていないようなので、マルファン症候群かどうかは今のところわかっていません。
米津さんは「高身長」「細く長い指」という部分が自分に当てはまることで、マルファン症候群なんだろうと思っているようです。
1月からはツアーを開始しているので、マルファン症候群じゃなかったか、検査を受けていないのかもしれません。
私はマルファン症候群ではなかった、と信じたいです。
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米津玄師さんは高機能自閉症だった!!
米津さんは20歳の頃、高機能自閉症と診断されていました。
自閉症、という病気は聞いたことがあっても、高機能自閉症はあまり聞いたことがありませんでした。
高機能自閉症とは、どんな病気なのでしょうか?
高機能自閉症とはどんな病気?
高機能自閉症は、自閉症スペクトラム障害の1つで、知的障害がないタイプです。
自閉症の特徴の、
- 言葉の発達の遅れと偏り
- 対人関係の困難さ
- 活動や興味の範囲の狭さ
の3つの特徴を持ち、その特徴は3歳以前に現れるそうです。
具体的に知的障害がないというのは、IQ70以上とされています。
米津さんは人とうまくコミュニケーションが取れず、思っていることをうまく相手に伝えられなかったり、音楽や絵へのこだわりなど、確かに当てはまることは多いようには感じます。
でも米津さんのインタビュー記事やブログ、また歌詞を見る限りでは、言葉の発達の遅れ、というのは感じないんですが、それでも高機能自閉症に当たるんですね。
高機能自閉症の中で言葉の遅れがないタイプをアスペルガー症候群というのですが、言語性IQが非言語性IQを上回る場合、アスペルガー症候群とされるようなので、そこで数値に違いがあったのでしょう。
高機能自閉症だから開花した才能
米津玄師プロデュース楽曲「パプリカ」本日より『みんなのうた』にてオンエア開始 https://t.co/bXPElroDSx pic.twitter.com/bs2MLnWL4K
— Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2018年8月1日
高機能自閉症の特徴の1つにある「活動や興味の範囲の狭さ」は、米津さんに置き換えれば音楽や絵に対することになるかと思います。
絵はお母さんが美術の専門学校を出ていることもあり、才能はもちろん、自然に興味が向いたのだと思います。
昔は本気で漫画家になりたいと思っていたそうです。
小学校高学年から音楽に興味を持ち、中学ではバンドを組み、作曲するようになって、美しい曲を作り出すことにこだわり続けているからこそ、多くの人の心を震わせる曲を作ることができるのだと思います。
今まで米津さんが対人関係やいろいろなことを悩んで苦しんで、それでも追求して音楽や絵に昇華させたと考えると、その1つ1つが輝いて、感動してやみません。
米津さんは高機能自閉症と診断されたことで、今までのことすべてが納得できたようでした。
私は娘が不登校になって、その原因の頭痛を治そうといろいろな病院に娘を連れていき、やっと原因にたどり着いた時、本当にホッとしました。
原因がわかればどうすれば治るのか知ることもできるし、治らない病気だとわかればどう生きていくかを決めることもできます。
私は何でも病気というものに分類することは好きじゃないのですが、病気だとわかることで得られる、ある意味安心感というものはあるんだということを、改めて思い出しました。
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米津玄師さんはうつ病だった!!
米津玄師、山田智和手がけた「Lemon」MVで祈るように歌を捧げる(動画あり / コメントあり) #米津玄師 #アンナチュラル #Lemon https://t.co/O6bQzyXbd1 pic.twitter.com/SJ90oE70I5
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) 2018年2月26日
米津さんは高機能自閉症の他、うつ病であったことも公表されています。
20時間も寝ていたこともあるなど、結構深刻な状況だったのだと推察されます。
高機能自閉症の方が、その症状からうつ病を発症することもあるようです。
自分が適応障害になったことがあるので、うつ病と聞くとどれだけ苦しんだのかと想像して苦しくなります。
そういう期間も乗り越えて、今の米津さんがあるのだと思うと、より一層米津さんが作る音楽が尊く感じられます。
きっとうつ病を始め、様々な病気と戦っている人たちの希望になっているに違いありません!!
米津さんについては他にも書いていますので、ご覧いただけると嬉しいです。
本当?米津玄師が家族との断絶という噂と子供時代を調べてみた!まとめ
今回は米津玄師さんの病気について調べてみました。
調べたことをまとめると、次の通りです。
- 米津玄師さんはマルファン症候群の検査を受けるようファンに言われたが、マルファン症候群であったかは不明
- 米津玄師さんは20歳の時、高機能自閉症と診断されていた
- 米津玄師さんは高機能自閉症だったからこそ、素晴らしい音楽や絵を生み出せる才能が開花したと思われる
- 米津玄師さんはうつ病を患っていたことも公表していた
米津さんの音楽や絵には、今まで米津さんが背負ってきたもの、苦しんできたことなど、様々な思いが詰まっていることを知りました。
今までの楽曲も含め、これからも米津さんが作る音楽や絵、世界を見られることを幸せに思いながら、次の新曲を楽しみに待ちたいと思います。