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志村けんさんの突然の訃報。
職場でもみんなが動揺していて、それだけでも誰からも愛される人だとわかります。
子供の時には面白い人、という認識しかありませんでしたが、大人になると志村けんさんの人柄の良さに心が温まり、そして本当に賢い人なんだと気付きました。
きっとみんな同じような思いを持っているのではないかと思っています。
志村けんさんはちょうど70歳という歳で亡くなりましたが、これまでに残してくれた笑いも「最初はグー」も名言も、これから先ずっと日本の人たちの心に残っていくだろうと私は感じています。
志村けんさんの凄さがわかる、その生き方が詰まった語録・名言。
言葉の捉え方は人によって様々ですが、その時に見たら悩みが解決するんじゃないか、一歩前に進めるんじゃないか、という私の観点でまとめてみました。
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生き方や人間関係に悩んだ時に見てほしい志村けんの語録・名言
自分自身の絶対条件がクリア出来れば、その他の項目には目をつぶる。人間の欲望や要求にはきりがない。「三割満足で十分」でいけば、世の中腹の立つことも少なくなるだろうし、けっこう丸く収まると思う。
気が付くと相手や状況に必要以上の要求をしていて、苛立ったりかえって自分を苦しめていることがあったように思います。
この言葉を見た時、自分の中の絶対に譲れないものだけは守って、それ以外のことは気にしないと決めれば、辛いことがなくなくなるんじゃないかとハッとしました。
繊細な人にはぜひ読んでほしいと思う名言です。
おいしいところをゲストに。それは僕のいつもの考えだ。
おいしいところは自分が持っていきたいと思ってしまうもの。
でもそれを譲れる気持ち、相手を思いやる気持ちがあればこそ、相手にもそれが伝わって、お互いを尊重できるようになるのではないでしょうか。
人間関係がうまくいく秘訣なのかもしれません。
みんなと同じだったら、一番楽だろう。不安もなくなる。でも、その代わり個性もないってことになる。あいつは変わってる、と言われるのは光栄なことだ。1回きりしかない人生なんだから、自分の好きなように、自分に正直に生きようよ。
人に変わってるとか、なんとなく周りと合わないと感じている人に。
周りと同じであることを良しとする学校生活を送ってきたことで、社会に出てからも人に合わせたり顔色を窺って生きている人も多いと思います。
それって本当に自分らしく生きていることになるんでしょうか?
私自身、周りと合わないことに毎日のように悩んでいますが、そのままでいいじゃん、ってけんさんに言われているような気がしています。
本当に、1回きりしかない人生ですもんね!
自分の一生なんだから、自分が好きなことを思い切りやればいいと思う。売れるか売れないか、先のことは誰にもわからないけど、自分が納得いくまでやれば、それでいいんじゃないか。
先程の語録に加え、こちらも後悔なく生きるために大切なことだと思っています。
本当に好きなことだから先が見えなくても努力できるし、嫌いなことを無理やりやるよりもずっと清々しい気持ちでいられると思います。
シンプルな言葉だけど、ものすごく勇気をもらえました。
人になにかを伝えたいならウソをついちゃいけない。
気取らないこと。とにかく飾らない。自分を大きく見せようとする段階で人はうそをつくし、それはすぐに見破られるものですよ。
自分は自分らしく、そして偽りない言葉で伝える。
わかっているようでなかなかできないことです。
自己防衛本能でつい思っていることと違うことを言ってしまうこともある私は、人に伝えたいことがあるなら、自分を偽らず真心で話さなければいけないんだと教えられました。
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仕事に悩んだ時に見てほしい志村けんの語録・名言
解決策やアイディアを探している時
お笑いみたいなものでも、常識を知らないと本当のツボというものがわからない。常識は基本線で、お笑いはその常識という基本線をひっくり返すところで、コントとして成り立っている。だから、笑えるワケよ。お笑いに限らず、常識をバカにする奴に、常識を超えたことは絶対に出来ない。
解決策やアイディアを探している時って、ものすごい閃きみたいなものを求めていることってありませんか?
どちらかというと私はそういうタイプで、だけどよく考えれば凡人の私にそんなアイディアがポンと浮かんでくるはずないですよね・・・
常識、という言葉が当てはまるのかはわかりませんが、基本的なことをしっかり身につけていないのに、そんなびっくりするようなアイディアが浮かぶわけない、と気づかせてもらった気分です。
仕事に限らず何でもそうだけど、「おれ、頑張りました」ってところが見えてしまうようではまずい。頑張ったとか、努力したということを、ことさら強調する奴がいるけど、それって手品で、すぐさまタネあかしをしてしまうのと同じじゃないのか。いとも簡単にやっているようで、実はその裏で血のにじむような努力と完璧な準備があるからこそ、金を取れるモノになるわけなんだから。
この言葉、耳が痛かったです。
口に出して言わないまでも、心の中で「こんなに頑張ってるのに」と思っていること、見透かされた気がしました。
それだけけんさんは誰にも見えないところで努力してきて現在があるのだということ、そこまでの努力と準備があって、初めて人から認められる「モノ」になるんだというを改めて知ったように思います。
そして、今まで陰ながら努力をしてきた人に、「必ず報われる」とけんさんが応援してくれているようにも感じました。
テレビの仕事は、僕たちもスタッフも、手を抜こうと思えばいくらだって抜ける。でも1回手を抜いたら、つまらなくなってしまうのは目に見えている。だから、やっている間はとことんまでやるしかない。
いちばん頭のオレが当たり前のことをキチンとやることで、現場にいい意味での緊張感が生まれてくる。
どんな立場になっても、決して自分を甘やかさず精一杯誠意を持って仕事をすることで、それが周りにも伝わっていい仕事ができる。
当たり前のようで難しいことです。
自分で歩いてきた道を振り返った時、そこにキレイな道ができているか、と問われているようにも感じました。
最初から全力でいかない奴は、その時点で先がない。努力なんですよ。
つねに何かをしてないと!
結構厳しい言葉です。
でもだからこそ、今からでも全力で努力すれば道が拓けると教えてくれているのではないでしょうか?
壁にぶつかって悩んで足を止めるのではなく、とにかく動け!というけんさんの声が聞こえてきそうです。
誰もが思いつきそうなことを、人より鼻の差ぐらい先を見越して、現実化すればいいんだ。「鼻の差ぐらい」がポイント。それ以上先でも、それ以下でもダメ。
ものすごく斬新なことじゃなくていい、人が想像できることのほんのちょっと先、ということなんですね。
これは新しいことを始めたい時のものすごいヒントでは!?と思っています!
全く想像のできないことに、人は夢を見ることができないし、共感もできない。
かといって誰でもできてしまうことでは価値がない、というのを教えてくれていると思います。
「飽きられず、忘れられず」、これがキャラクター・ブランドを長期にわたって維持していくための戦略
ブランド、という観点だけでなく、長い期間1つのものを守っていかなければならない時の戦略にも当てはまると思います。
いつまでもあるけど飽きられないもの、というのは永遠のテーマかもしれませんね。
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この仕事を続けていいか悩んでいる時
古今東西、いつの時代も、自分が楽しいと思わない仕事からよい結果は生まれない。
自分が楽しくないことって、いくら仕事はいえ打ち込めません。
楽しいことを仕事にすることは誰もができることではないけど、その仕事に楽しく取り組むことは自分次第でいくらでもできる。
それが仕事で結果を出す最初の一歩なのかもしれませんね。
なんでもそうだけど、ずっと続けているとうまくなる。うまくなると、またおもしろくなってきて、さらに一生懸命やろうという気になってくる。そうやって、一人前になっていくんだと思う。
マネして出来なきゃ、それは才能がない証拠。
上の2つは今の仕事が自分に合っているか悩んだ時にぜひ見ていただきたい語録です。
うまくいかないのはまだ経験不足かもしれないし、仕事が身についていないのかもしれません。
そんな時、自分が尊敬する仕事のできる先輩のマネをとことんやってみて、それでもできなかったら才能がないんだから仕方ない。
本気でマネをするって簡単なことじゃないので、そこまでやってダメだったら諦めてもいい、という叱咤激励に思えます。
なんの仕事にしてもそうだと思うけど、本当に嫌だったら辞めればいい。でも、辞めないってことは、自分が好きで選んだ道だということだし、やり遂げる責任も負うことになる。だから、少々嫌なことやつらいことがあっても、それは自分が我慢すればいいことじゃないかな。
後から紹介する「原点に返る」もそうですが、本当に仕事を辞めたいと思った時、自分が好きで選んだ仕事なのかを考える時なんだと思いました。
好きでやってる仕事であれば大抵の嫌なことは我慢できる。
だからといって好きな仕事をしていても我慢のできないこと、たとえば職場環境が悪すぎるということもあります。
それはけんさんの言う「少々」ではないと思うので、好きな仕事であってもそれが我慢できる「少々」の嫌なことなのか、自分が壊れる前にこの言葉を見て冷静に判断してほしいと思います。
そんな根性で入ってないですもん、この道。
今の仕事を辞めるというのは簡単には決められないことですよね。
その仕事に対する思い入れを知りたいと思った時、この言葉を思い出してほしいと思います。
頑張ることが苦しくなった時に見てほしい志村けんの語録・名言
夕方近くになっても宙ぶらりんという人は、能力や才能がないというより、自分自身を解放できず、気持ちが萎えてしまって、うまく出来ないでいることが多いと思うんだ。これまでつき合ってきた自分じゃうまくいかないなら、こころの中で「変なおじさん」にヘンシ~ンって掛け声をかけてみたらいい。臆することなく思いきって、やれる。
自分に自信がなくてうまく動けていない、こんなはずじゃない、自分はもっとできるはず、と思う人はどこかで吹っ切ることも必要です。
「変なおじさん」になるのは嫌ですが(笑)、思い切ってキャラ変更すると決めれば、本来の自分らしさを出せてできなかったこともできるようになる。
そうけんさんが背中を押してくれているのを感じます。
何もしてない奴が「じゃあ、お前ちょっとやってみな」って言われることはあり得ない。ふだんから何かをやり続けているから、誰かの目にとまって声をかけられるんだ。
この言葉は「もっと頑張れ」という意味で見てほしいわけじゃありません。
「必ず見てくれている人はいるんだよ」という励ましの意味で捉えてほしいと思います。
今までやってきたことは無駄じゃない。あとちょっと。
自分のやってきたことを信じてください!
いろいんな人たちを遊びの場で見てきた。思うのは、人生は不公平だってこと。若いときからずっと恵まれている人もいる。急上昇して急降下する人もいる。人生の後半にピークを迎える人もいる。ずっと恵まれない人もいる。人生というゲームの勝ち負けに一定の法則がないことは、これを見ても明らかだろう。
ずっと恵まれてみえる人はみな必ず努力していることだ。例外なくね。
この2つの言葉はぜひセットで見てください。
上だけ見てしまうと生まれた時の運だから何をしても変えられない、と思ってしまいます。
でもそうじゃなくて、恵まれていると見えるだけで、本当は誰にも見せない努力がその裏にあるということ。
だから自分も努力すればそうなれるんだとけんさんは言っていると思います。
大丈夫だぁ~
もうこの一言に尽きますよね!
大丈夫じゃない時は、逃げる時だと私は思っています!
進むべき道に悩んだ時に見てほしい志村けんの語録・名言
これからお笑いをめざそうとするのなら、なんでもそうだと思うけど、自分が好きでこの道だと決めた以上、あとはどん欲にやるしかない。この世界は、待ってても誰も来ないから。
好きなことだからこそ貪欲に学べるし、いろんなことをやってみようという意欲が湧いてくるものです。
好きで選んだ道じゃないのか、けんさんはいつでもそう自分に尋ねて答えを出してきた人なのではないでしょうか?
今までの語録・名言もそうですが、「自分の気持ちだけは裏切らない」という覚悟を持って進んでいくべきなんだと教えてもらっていると思います。
原点に返る
どんなに先に進んでいても、途中で必ず振り返る必要性を言っていると思います。
まっすぐ進んでいるようで、実は反れてしまっていることもあるものです。
非常識なことをするためには、まず常識を知らなきゃいけないんだよ。
これも原点に返ると同じ意味合いではないでしょうか?
基礎がしっかりしてなければ立派な家は建たない、ということだと捉えています。
ムダなことでもなんでも知ってた方がいい。知らないと損をすることはあっても、知ってて損することはないから。
バカバカしい、ムダだと思うことも、人生で見たらムダなものなんて1つもない、ということですね。
知らないことで損をした経験は誰もが持っていると思います。
どんな知識もムダじゃないと思えば、自然と自分の中で生かされるのではないでしょうか?
オレはいつでも「個性は変人、常識は凡人」でいたいと思っている
普通ってなんでしょうね?
私は子供に聞かれた時、答えられませんでした。
誰でも個性があるのに、それを何かに合わせる必要はないし、個性がないと思っていても、みんな持っているものです。
そんな自分でいいし、その自分を磨いていけばいいとけんさんは言ってくれていると思います。
私は、こう見えてもバカですよ
志村けんさんですら、自分を「バカ」と言っています。
だったら私はもっとバカなんだからできないのは当然です。
だからこそもっと努力するのは当たり前、と思って見てほしい言葉です。
オレは偉大なるマンネリ=スタンダード・ナンバーだと考える
マンネリで大いに結構。ほかの人はマンネリまでいかないじゃないですか。定番があるのは全然恥ずかしいことじゃない。ドリフも僕のバカ殿も変なおじさんも、必死でネタ作って、とことん何年もやり続けてきたわけだから。みんなマンネリの域まで達してみろって
マンネリって、長く続いてきたからこそ思うこと。
そこまで長くやってきたことであれば誇りに思っていいんだと、目からウロコの語録です。
お金のことに悩んだ時に見てほしい志村けんの語録・名言
「お金は利を得るために使うもの」という意識をいつも持っている
人生の大きな決断をする時、お金のことは必ずと言っていいほど考えざるを得ませんよね。
本来お金とはどういうものなのか、どういう時に使うのか、シンプルに教えてくれている言葉だと思います。
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悩んだ時に見てほしい志村けんの語録・名言まとめ
志村けんさんの名言・語録をまとめてみましたが、どの言葉もけんさんの人柄や偉大さ、賢さなど、その凄さがわかる言葉でした。
けんさんの言葉はまだまだたくさんあって紹介しきれないほどですが、今回は悩んだり迷ったりしている人に見てもらいたい名言・語録を選びました。
私の視点で選んでいるので、もっと違うシーンで見たほうがいい言葉もあるかもしれませんが、お許しください。
笑いだけでなく、こんなに素敵な言葉を残してくれた志村けんさん。
ご冥福を心よりお祈りいたします。